8月11日 その2960 『逢坂誠二の徒然日記』(4604)

掲載日:2015.08.11



昨日もフル回転の一日だった。



朝の函館市内での街宣に引き続き、

挨拶回りをした後、

苫小牧に向かった。



苫小牧で党の会合に出席し、

夕方からは都内での会合に臨んだ。



課題山積の会合ばかりだが、

全精力を傾けて対応している。







1)川内原発

今日九州の川内原発が再稼働されるという。



この再稼働の責任、

万が一の事故の際の責任は誰が負うのか、

全く不透明な無責任再稼働としか思われない。



もちろん事故の責任は電力会社が負うのだろが、

福島第一原発事故の現実に鑑みれば、

そんなことは机上の空論、

絵空事であることは明白だ。



重篤な原発事故の処理は、ほぼ不可能なのだ。



こうした指摘に関し、

ゼロリスク社会を求めるのは

非現実的だとの声もあるようだ。



私は100%リスクのない状態を求めているわけではない。



原発であろうと、原発以外のものであろうと、

100%完全にリスクのない状態などは実現しようもない。



しかし今回の再稼働は、

存在するリスクを明らかに放置したまま

再稼働しようとしている点が大問題なのだ。



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まず規制員会の規制基準をクリアすることは

必要条件ではあるが、それは稼働の十分条件ではない。



原子力規制委員会の田中委員長は、

新規制基準に関し

「原子力施設の設置や

安全運転等可否を判断するためのもので、

絶対的な安全性を保障するものではない」

と繰り返し言っている。



つまり規制基準に適合しても

安全を保障するものではないということだ。



これに対して安倍総理は、

「規制基準に適合すれば再稼働を進める」

と表明している。



これは国民から見ればあまりにも無責任だ。



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規制員会は規制基準に達しているか否かを淡々と判断するのみ。



政府は規制基準に達すれば機械的に再稼働するのみ。



ここで抜け落ちているのは、安全対策だ。



規制員会の規制基準には、

発電所本体、発電工場としての安全対策は含まれている。



しかし万が一の事故の際に、

周辺住民の安全対策をどうするかの

避難などに対する計画は

十分に検討されたものとは言い難い。



こんな状態で再稼働するのは、無責任だ。



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川内原発の周辺には、

桜島などを含む姶良カルデラが存在している。



原発の立地している川内川の河口には、

過去に火砕流が届いたこともある。



こんな立地条件の中で、火山対策は全く不十分だ。



万が一の噴火の際には、

核燃料を安全に搬出可能だと九電は言っている。



そもそも核燃料の搬出先が決まっていないこと。



搬出は、短時間ではできないこと。



搬出先を決めて、搬出するまでには、数年から10年、

あるいはそれ以上もかかると指摘されている。



そんなに早い時期に噴火予知をするのは、

多くの専門家が不可能と指摘している。





こんな現実の中での再稼働は無責任だろう。



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これらの避難計画や

火山に対する対策十分に講じたとしても

もう一つ問題がある。



原子炉使用40年ルールだ。



今回の再稼働では、

このルールをどう適用するかが不明確だ。



再稼働するならば、

40年ルール適用に関する考え方を明確にし、

いつまで原発をつかうのかを明確にしておくことが必要だ。



それがなければ、

いつまでもなし崩し的な原発利用が続きかねない。



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私には信じられない。



仮に再稼働するにしても、

もっとやるべきことがあるはずだ。



世界の趨勢を見ると

再生可能エネルギーが、

将来の大きな柱であることは間違いない。



しかし日本政府などは、

それを正面から見ようとはしない。



そして原発が稼働していないことによる

リスクの増大などを理由に

とにかく再稼働ありきの姿勢だ。



福島の事故から何も学んでない

政府などの姿勢を強く避難する。







2)亡国論

北野慶著『亡国論』(現代書館)を読んだ。



2017年4月、再稼働した静岡県の原発が、

大規模地震によって爆発し、

放射能汚染が日本各地に広がる。



その結果、最終的に日本が滅亡するという小説だ。



そんなことは荒唐無稽な設定に思われるかもしれないが、

これが地震大国日本の究極のリスクの一つかもしれない。



そのことを全面否定することはできないと感じさせる内容だ。



http://www.amazon.co.jp/dp/4768457665








今日はJRを利用して帰函する。



函館到着は深夜になる見込みだ。



体はきついが、タイトな日程をこなすためには、

こうした移動もありだし、

「プチ鉄」としては、鉄道乗り継ぎ移動は悪くない。



明日からは、管内各地で

安保法反対を訴える行脚を行う予定だ。



さあ、今日もしっかりと前進します。

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      2015・8・11

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