9月1日 その2981 『逢坂誠二の徒然日記』(4625)
掲載日:2015.09.01
9月に入った。
時間の流れは早い。
今日は二百十日、そして防災の日だ。
夜明け前の都内、
雲が広がっているが雨は落ちていない。
日中の気温は26度程度が予想されているが、
もっと上がるかもしれない。
1)国土審議会
昨日、政府の国土審議会
北海道開発分科会が開催された。
来春の最終決定を目指して、
「新たな北海道総合開発計画」の審議が進んでいる。
昨日は、「中間整理(案)」について議論した。
私からは、
インフラ整備、情報通信基盤の整備、
食糧確保と一次産業、観光などについて、
意見を述べさせていただいた。
前回計画策定の際も、
2005年まで専門委員を務めさせて頂いた。
その際の議論とあまり変化のない課題も多い。
来春の最終決定に向け、
北海道らしさ、メリハリと分かり易さ、
実施の具体的手順などに心がけつつ、
実効性のあるものとしなければならない。
2)東芝
日本を代表する企業といわれる東芝が、
有価証券報告書の提出期限の再延期を申請した。
9月7日までの報告書を提出できなかった場合、
さらにそこから8営業日後の17日まで未提出なら、
東京証券取引所からの上場廃止に追い込まれる。
東芝は上場を維持できるか正念場を迎えた。
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もともと6月30日が有価証券報告の提出期限。
虚偽記載訂正や監査に時間がかかるとして、
昨日まで延期していた。
大企業といわれる東芝ほどの会社が、
こんな状況になっただけでも大問題だ。
ところが再延期となった。
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今後の見通しは以下。
・
9月7日に提出できなければ、東芝は監理銘柄に指定
・
それから8営業日後、
17日にも間に合わなければ、東芝の上場廃止
・
ただし9月7日以前なら、提出期限の再再延長も可
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来週の月曜日まで、東芝がどうなるのかが注目される。
再再延長となれば、それはそれで大問題。
仮に有価証券報告書が提出されたとしても、
内容に虚偽があれば大問題。
日本を代表するといわれる企業だが、
東芝は完全な崖っぷちに立たされている。
もっと小さな企業がこんなことをしたら
もっと激しい批判にさらされることのなったのかもしれない。
東芝が大企業であるがゆえに
許されるのなら、それは間違いだろう。
大企業であるがゆえに株式市場での信用失墜は大きい。
東芝のみならず、
日本の大企業の立ち振る舞いに関し、
再検証が必要な場面かもしれない。
3)102兆円
来年度政府予算案の概算要求が、
昨日、締め切られた。
一般会計の要求総額は102兆4千億円程度。
3年連続で過去最大を更新。
財務省は、今後、これを5兆円程度絞り込む見込み。
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失速気味のアベノミクス、中国経済の失速懸念、
国内消費の伸び悩みなど不安要素が山積。
さらに来年の参院選も睨み、
どんな予算編成になるのか、
厳しい目線で注視する必要がある。
溜まった原稿や、
対応すべき仕事が山積している。
朝4時のいつもの起床では、
それらの処理に追いつきそうにない。
もっと効率的な時間管理をせねばならない。
今日もしっかりと前進します。
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2015・9・1
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