徒然日記

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掲載日:2017.08.20

8月20日 その3649『逢坂誠二の徒然日記』(5346 )

昨日は、夜明け頃だけではなく、
日中も青空が覗く天候となった。

実に久しぶりのことだ。

そして今朝も、青空が広がっている。

何とも気分が良い。

青空の恩恵を感じている。

今日も雨の見込みはない。


1)安全保障のジレンマ

北朝鮮問題や中国問題、
さらにアメリカとの同盟関係を見ていると、
昨今、安全保障のジレンマを強く感じている、

一般的に安全保障のジレンマとは、
軍備増強や同盟締結など
自国の安全を高めようと意図した国家の行動が、
別の国家に類似の措置を促し、
実際には双方とも衝突を欲していないにも関わらず、
結果的に衝突に繋がる緊張の増加を
生み出してしまう状況を指す。

私は、こうした考え方よりもさらに幅広に
国民や国内でも安全保障のジレンマが
生ずると考えている。

軍事的脅威や安全保障問題を議論し、
自国の安全を高めようと意図した場合、
別の国家にも類似の措置を促すばかりではなく
自国内の国民や報道機関に対しても、
軍事的対応に対し過大な意識が高まり、
結果的に必要以上の危機感を煽り、
結果的に軍事的衝突の可能性を高めてしまう。

こんなことがあるのだと思うし、
今はそうした状況に
陥っているのではないかと感ずる。

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確かに北朝鮮は、
グアムに対しミサイルを発射することを明言した。

北朝鮮の危機は低いわけではない。

しかし北朝鮮が
日本を射程に入れたミサイルを手に入れたのは、
昨日今日のことではない。

そうした意味で言えば、
北朝鮮からのミサイルの危機はかつてからあったものだ。

しかしここに来て、
特に北朝鮮に対する危機が高まっている理由が
何であるのかを考える必要がある。

一方、最近、中国の危機に関し語られることが少ない。

少し前までは、連日、
中国の危機が語られていたのではないか。

しかもその頃の状況と
中国の対応は何も変わっていないし、
逆に南シナ海等における
中国の軍事的存在感は高まっている可能性が高い。

ところが中国の危機が語られる場面は多くはない。

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安全保障の問題は、議論すればするほど、
危機を煽る方向へと進みがちな本質的傾向がある。

その際に、どの地域のどの問題に論点を絞るのか、
まさに為政者の胸先三寸ともいえる。

歴史を見ると為政者は、安全保障のジレンマを
無意識のうちに(あるいは意識的に)活用し、
国民の結束を図る傾向があると私は感ずる。

またこうした問題を、
国会で議論したいが、議論の仕方を間違うと
国会そのもののが安全保障のジレンマを誘発する、
最大の牽引車になる可能性がある。

本来、報道は、こうした状況に警鐘を鳴らし、
国内、あるいは国際的な安全保障の現状について、
虚心坦懐に伝える必要がある。

しかし現状では、報道機関そのものも
安全保障のジレンマに陥っている印象がある。

これは国家の危機だと感ずる。

安全保障のジレンマを乗り越える鍵は二つだ。

少しでも正確な情報を入手する
基本姿勢を持ち続けること。

国や組織・機関とのコミュニケーションの
パイプを絶やさないこと。

つまり情報とコミュニケーションが鍵になる。

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安全保障の議論は大変重要なものだが、
その議論に際してはこんな危機感を持ちながら、
慎重かつ丁寧に行う必要がある。

勇ましく勢いの良い精神論や、
敵対意識や戦闘意識を
鼓舞するような議論を誘発してはならない。

現在の安倍内閣には、
こうした認識が欠如していると思う。


さあ今日も、確実に前進します。
==  2017.8.20 ==

おおさか誠二(2017.08.20)|徒然日記コメント(0)

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