徒然日記

12月20日 その3091 『逢坂誠二の徒然日記』(4735)

青森の父の実家を守っていた、私の従兄が亡くなった。
そこで昨日、奥尻から帰函後の午後の予定をキャンセルし、
急遽、青森に向かった。
従兄は私よりも7歳年上。
子供の頃から強い精神の持ち主で、
私にとっては、正直なところ、
怖い存在だった。

体も健康そうでビクともしない感じだったが、
ガンに体を蝕まれて、命が尽きた。
怖い存在だったのは事実だが、反面、優しい人でもあった。
特に私が町長に就任した時は、心底、喜んでくれた。
私が国会議員となってから、テレビに出る場面などを録画し、
自分の子どもたちに、私のことを話していたという。
そんな話を、昨日、従兄の子どもたちに聞いた。
私の知らないところでも、
いつも気にかけていてくれのだと思うと、
何とも感慨深い。
私が従兄に最後に会ったのは、8年ほど前だったと思う。
青森で講演があり、その帰途に立ち寄った。
もちろんその時は、元気だったし、
こんなに早く別れの日が来るとは、思わなかった。
もっと青森に行って、色々な話を聞けば良かったと思うが、
後悔してももう遅い。
昨日は、久々に多くの従兄弟姉妹に会うことができた。
20年近くも会っていない従兄弟姉妹にも会えた。
従兄弟姉妹の子どもたちに、さらにその子どもたちにも会えた。
短い時間だったが、青森の父の実家で親族など関係者の皆さんとお会いして、
私のアイデンティティーを再確認したような感じがしている。
従兄の死をご縁に、こんな機会を貰ったことに感謝している。
そして従兄に心からの哀悼の誠を捧げたい。
合掌。
さあ今日も、確実に前進します。
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            2015・12・20

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