徒然日記

1月29日 その3131 『逢坂誠二の徒然日記』(4775)

都内は雲が多い朝を迎えた。

今にも雨が落ちてきそうだ。

朝の気温は4度程度とちょっと高めだが、
逆に日中は9度とあまり上がらない見込みだ。

甘利大臣が辞任した。

こうした問題が発生することは何とも残念だ。

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TPPの大筋合意と
その対策と経済に対する影響額を
品目別に政府から説明を受けている。

昨日は、米と牛肉について話を聞いた。

米は、最大7万トン余りの輸入が増えるが、
この増加相当分の全量を政府備蓄米として買い上げるため、

市場に出回る量(818万トン)に変化はないとの説明だ。

多少解せない部分もあるが、

この説明は多少理屈があると思う。

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牛肉の関税率は、
現在の38.5%から段階的に引き下げられて、
16年目には9%となる。

牛肉の日本の市場規模は大雑把に9千億円程度のようだが、
この関税引き下げによる影響額は、
さまざまな対策を講ずるので最大でも625億円だという。

牛肉対する説明は全く理解できない。

対策を講じなければ、

どの程度市場に影響がでるのかその試算はない。

単に頭ごなしに、
対策を講ずるので625億円の影響というのみだ。

どの対策によって市場にどのように作用し、
その結果いくら効果を発揮するのかなど、
因果関係の説明は全くない。

これで農家の皆さんが納得できるとは思われない。

TPPに関しては今日以降も

継続して政府から話を聞くことになる。

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平成26年度からスタートした
農地の中間管理機構についても話を聞いているが、
この機構のメリットも不明確だ。

来年度からは、固定資産税率に差をつけることで、
機構利用を促進させるという、
なりふり構わない対策を政府は講ずるという。

政府は、こんな強引なやり方ではなく、
なぜ遊休農地が増えるのか、集約化が進まないのかを、
もっと地に足をつけて考える必要がある。



さあ今日も、確実に前進します。
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          2016.1.29

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皆様のコメントを受け付けております。

  1. おはようございます。
    昨日、甘利大臣辞職の報を聞いて驚きでした。あの方も自民党の人間だなあとの感でした。

    ここで、民主党から自民党に申し上げるべきと思うことを申し上げますので御一考をお願いしたいと思います。

    現在までに自民党に野党からこの大臣は不適当ですからみずから辞職をする様におすすめした大臣は、この際一緒に
    と言う事でお願いをしたらいかがかと思いますが、どうでしょうか?
    これは、私だけでなく国民の大多数の者が思っていると思います。よろしくお願いいたします。

    それから、私は北海道5区に住まうものですが、御党推薦の池田嬢ですが、もうそろそろ動いた方が良いのではありませんか。私共は彼女がどういう方かは、全くわかりません。早くしなければ、遅きに失することになりますよ。
    ご本人もやる気があれば動くべきでしょう。たよりないなあ。

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