徒然日記

5月25日 その3248『逢坂誠二の徒然日記』(4892)

都内は、雲の多い朝を迎えた。

朝のうちに多少の雨が降る見込みだ。

気温は日中よりも夜の方が高くなるようだが。


1)核燃料サイクル
共同通信が、先日、アメリカの国家安全保障会議の

ウルフソル上級部長に単独インタビューを行った。


このインタビューについて改めて注目したい。

このインタビューに注目するのは、
核物質 プルトニウム を大量に生産する
日本の再処理事業に対する
米政府の懸念が裏付けられたからだ。
(つまり大間原発を推進する根拠が揺らぐことになる。)

日本政府は核燃料サイクルに対し、
「米政府の理解を得ている」と説明していた。

使用済み燃料の有効活用を目指したとされる
日本の再処理は、日米原子力協定の下、
非核保有国としては特例で認められてきた。

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ウルフソル上級部長の発言の柱は以下。


日本の 使用済み核燃料 再処理を容認した
日米 原子力協定 (期限は、2018年)の効力延長は、
「大きな議論を呼ぶ問題になる可能性がある」と指摘

日本が 核燃料サイクル 政策を見直すなら
「米国は支持する」と述べた。

日本の核燃料サイクルは

「高額で、将来に困難をもたらす」と指摘。

「使い道もなく、消費のめども立たない
プルトニウムを蓄積する核燃サイクル」が、
地域情勢などに与える影響を日本側と協議してきた。

「日本が再処理を継続すれば、
他国が追随するのを止められない」との懸念。


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以上のウルフソル上級部長の発言は、
私の問題意識と同様だ。

私は、コスト、環境への影響、核不拡散など
種々の観点から日本が核燃料サイクルを
進める意味はないと考えている。

日本の核燃料サイクルの後ろ盾になるアメリカが、

このような考えを持っているとすれば、
日本の原発政策に大きな影響を与えるものと思う。

このウルフソル発言について
政府の考えを確認する必要ある。

国会の会期は短いが、

質問主意書で確認するとともに、
機会があれば委員会でも質疑したい。 


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今日は法務委員会で答弁があるため

委員会開始前の朝からその打ち合わせだ。


睡眠時間と運動時間の確保は
なかなか難しい状態だ。

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今日は、Bob Dylan 75歳の誕生日だ。

この日に合わせて、

37作目となる新譜「Fallen Angels」が発表された。


この年齢になっても新録音を発表するDylanの
音楽に対する執着の姿は驚きだ。

Dylanのその姿勢に敬意を表したい。

さあ今日も、確実に前進します。 

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              2016.5.25

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