徒然日記

2月21日 その3469『逢坂誠二の徒然日記』(5166)

今日は、いつもよりも早く午前3時起床。

朝のうちに仕事をして、
学校法人への国有地払い下げ問題調査のため、
急遽、大阪の現地を訪問する。

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都内の朝の気温は、プラス3度。

1)予算委員会

昨日の予算委員会は、函館空港が、
激しい降雪のため飛行機の離陸ができず、
予め質疑を予定した時刻に
間に合わない状態となった。

そのため昨日の最後の質疑に順番を変えてもらい、
何とか質疑に滑り込んだん。

予算委員長はじめ
与野党の理事の皆さんに感謝している。

2)国有地の払い下げ

昨日の予算員会では、
大阪の学校法人への
国有地の払い下げ問題。

文科省の天下り問題。

NHKでの外交機密を含む政府会議の放映問題。

これらについて質問をした。

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豊中市内の国有地が、学校法人に
鑑定価格のおよそ14%で
売却されたことが発覚している。

財務省は、土地の地下のごみの撤去費用として
8億1,900万円を値引きした。

しかし、財務省は実際の撤去工事の内容を
直接確認していないという。

財務省の答弁は次だ。

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相手方において
適切に撤去したというふうに
聞いてございますが、
売却後でございますので、
具体的な撤去の状況については
把握してございません

学校を建設するにあたり、
必要な廃棄物の撤去は適切に行ったと
近畿財務局で確認している。

8億円分の中身については
直接確認していない。

==以上、答弁==

8億円値引きしたが、
8億円分の工事を行ったかどうか
確認していないという。

これでは、土地購入者のボロ儲けに見える。

これに対し、
麻生財務大臣は次のように答弁した。

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きちんと事務手続きを踏んでいさえすれば、
私どもとして直接問題があるわけではない

==以上、答弁==

手続きさえキチンとしていれば、
問題ないとは驚きの答弁だ。

これについて、
私から学校法人の理事長に
国会へ来てご説明いただくことを
予算委員長にお願いした。

 何とも不可解な土地取引だ。

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この土地取引は、
この8億円以外にも不可解なことが多い。


当初は10年の分割で払い下げをしようとしたこと


地下に大量のゴミが見つかった段階で、
学校法人が購入を申し出たこと


ゴミが含まれる土地について、
国が何の状況も把握していないこと


小学校開設認可の経過が分からないこと

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この理解不能な土地取引に関し、
政府にはキチンんと実態を明らかにして貰いたいが、
麻生大臣のような態度なら、
こちらも厳しく追及せねばならない。

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文科省の組織的天下りも、
NHKで外交機密を含む映像が公開された問題も、
政権の緩みやオゴリを感ずる。

さあ今日も、確実に前進します。

==  2017.2.21  ==

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皆様のコメントを受け付けております。

  1. 特に国有地払い下げ問題は徹底的に追及しなければ、国民は納得しないと思いますので、手を緩めることなく実態の把握に
    努力願います。
    先週金曜日にお忙しい中での歴風会においでいただきご挨拶をお聞きしました。
    身体に留意され、一層のご活躍を祈念しております。

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