徒然日記

3月27日 その3503『逢坂誠二の徒然日記』(5200 )

函館は、雲のない朝を迎えた。

夜明けまでには、まだ時間があるが、
明るい夜明けとなりそうだ。

朝の気温は1度程度だろうか。

====

昨日、久々に相撲を見た。

稀勢の里の優勝に心を揺さぶられた。

あの状況の中で、
心折れずによく頑張ったと思う。

あの強さを見習わねばならない。

====

昨日、北海道新幹線開業一年となった。

この一年で230万人余が利用し、
事前の想定を上回るという。

この背景には、開業初年度の
ご祝儀利用があるものと思う。

北海道新幹線が真の効果を発揮できるかどうか、
それはまさに今年からが本番となる。

1)問題の本質

「籠池さんを悪者扱いしてもこの問題は終わらない。」

昨日の街宣中に、
市民の方が発した言葉だ。

全く同感だ。

====

森友学園問題の大きな課題は、
財務省が何も喋らないこと。

財務省が情報を公開すれば
明らかになることがたくさんある。

しかし財務省は、
書類を廃棄したとして何も喋らない。

50年もの100年も昔のことならいざ知らず、
直接携わった職員がまだ在職しているのだから、
書類が無くても事実は明らかにできるはずだ。

だが財務省は喋らない。

ここに森友学園問題の
本質の一つが隠されている。

====

安倍昭恵さんには、
公費による5人が、
秘書役として仕事をすることが
可能な状態だという。

色々な講演などに、
こうした方々がついて歩くのだとすれば、
世間の人は、安倍昭恵さんを
私人とはみなさないだろう。

辞令が出ている意味での公人ではないが、
私人とは全く違う存在であることを
安倍夫人は認識しているのだろうか。

昨年8月6日、
沖縄高江のヘリパッド建設に反対している方々のもとを
安倍昭恵夫人が突如、訪問した。

日頃からテントで
ヘリパッド建設に反対している住民らからは、
怒りや戸惑いの声が多く上がった。

このとき昭恵夫人は、神妙な面持ちで
「(安倍総理に)伝えます。
こうして率直な意見を聞く機会がないので
ここに来たんです」と応じたという。

つまりどんなに私人だといっても、
安倍総理と直結する存在だと多くの人は捉えるし、
安倍昭恵さん自身も、
そのことを認識しているのだと思う。

安倍昭恵さんが単なる私人ではないのは当然だろう。

====

ところでこの森友学園問題を
国政の中では大したことではないと
指摘する方もいる。

しかし私には、そうは思われない。

隠蔽体質や責任の所在が不明確なことなど、
日本の行政が抱え込む
本質的な課題を包含した事案だろう。

加えて権力者、
つまり総理や総理夫人による行政の私物化、
それが色濃く出ている感じだ。

現時点でこの事案は、
全てスッキリ明確になるとは思われないが、
この問題の奥深さを曖昧にしてはならない。

昨日午後、新たに供用された臨港線の
石田文具交差点で街頭に立った。

多くの車が臨港線へと吸い込まれて行く。

車の流れが完全に変わった印象だ。

今日、平日には、その変化は
もっと顕著に出るかもしれない。

臨港線の開通によって、
函館の港の位置付けがもっと高まることを
大いに期待している。

今日は、朝7時から函館市内のホテルで
定例の勉強会を開催する。

今日の夕方からは、
地元脳から国会脳への切り替えだ。

さあ今日も、確実に前進します。

==  2017.3.27  ==

まぐまぐの送信登録・解除は以下。

メールマガジン

  
  

皆様のコメントを受け付けております。

  1. 森友学園問題。私がよく聞いているラジオでもほかにやることあるだろうといっている人がいたが、わたしも逢坂さんと同じこと思っています。うやむやにしたい人はそう言っているのでしょう。
    ただ安倍首相の奥さんの行動は凡人には理解できません。

  2. 俯瞰の視点を意識させてくれる良い動画がありましたのでご紹介します。
    嫌悪、対立、左右の純化 など注目すべきワードがたくさんあります。

    ジョナサン・ハイト: アメリカは対立から立ち直れるか?
    https://headlines.yahoo.co.jp/ted?a=20170123-00002625-ted

    土地問題絡みでやり合うのはいいけれど、国民の居場所というか、
    考える余地、意見を述べる余地、関わる余地をどれだけ作れるかという部分をもう少しつめていかないと、
    先の動画にあるように純化(先鋭化)はより進んでくるでしょうし、国民の居場所そのものが危うくなるのではないでしょうか?
    ただでさえ、グローバル化がこれだけ進んでいる状態では、純化要因はゴロゴロ転がっている状況ですから。
    純化の勢いは当分収まらないような世界情勢ですし、新しい公共の実現に向けた、草の根保守ならぬ、
    草の根自治についてのメッセージが逢坂さんからどれだけ広まるか注目しています。

記事に投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です