徒然日記

3月12日 その1689『逢坂誠二の徒然日記』



都内は、久々に青空の広がる朝を迎えた。

もちろん暖かさを感ずる気温ではないが、
青空が広がると、その冷たさも心地よい。

冬を抜け出して、
確実に春の雰囲気が漂っている。

北海道知事と面談するために、
今日は札幌に向かっている。

久々の札幌訪問だ。

そのため、この日記は、
移動中の機上で書いている。

新千歳到着後の電車の中から、
配信したいと思っている。

1)追悼式
東日本大震災から一年目となる昨日、
政府主催の追悼式が、
天皇皇后両陛下の御臨席を仰ぎ、
国立劇場で開催された。

天皇陛下は、
退院後、間もない状態であったが、
ご本人の強い希望で、
昨日の出席となったとのことだ。

陛下のお言葉にも重みがあったが、
何度も、何度も、頭を下げながら、
会場を後にした姿が、
強く脳裏に焼き付いている。

きっとお体のことがなければ、
陛下はもっともっと会場に滞在したかったに違いない。

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岩手、福島、宮城、
それぞれの県の代表の方が
追悼の言葉を述べられた。

その言葉を聞くと、
溢れ出る涙を堪えることができなかった。

あまりにも理不尽な災害の残酷さに、
改めて打ちのめされる思いだった。

とにかく、とにかく、
震災の現実を、真正面から受け止め、
真摯に着実に対応するしかないのだ。

2)大間原発
今日の知事との面談の目的は、
世界初のフルMOX発電を予定している大間原発工事の
無期限凍結を求めることを
民主党8区総支部として決めたことを伝え、
北海道にも適切に対応して貰うことをお願いすることだ。

大間原発と函館の距離は近い。

県庁所在地の青森市よりも至近距離にある上に、
大間と函館の間には、津軽海峡が横たわるのみで、
山もなにもない。

大間と函館には遮蔽物がないのだ。

しかし、これまでのルールでは、
函館は10キロ圏外であることに加え、
設置県ではないために、
大間原発に関しては、
何もものを言うことができなかった。

これはいくらなんでも、
おかしいことだと私は思う。

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使用済核燃料をどうするかも方針が決まっていない。

使用済核燃料を再処理する手立ても
トラブル続きで確立されていない。

こんな中で、
MOX燃料を使う原子力発電所建設が進むことは、
容認し難いことだ。

今日は、北海道知事にこのことを、
キチンと伝えることにする。

さあ今日もしっかりと前進します。
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   2012・3・12 Seiji Ohsaka

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