徒然日記

5月27日 その3564『逢坂誠二の徒然日記』(5261)

昨日は、本会議を終え、
各省庁から加計学園疑惑に関するヒアリングを行った後、
最終便で帰函した。

函館空港に到着すると、ヒンヤリと寒さを感じた。

その寒さは東京の湿度の高さに比較すれば心地良い。

1)加計学園疑惑

ここしばらく共謀罪審議に専念していたため、
加計学園疑惑から遠ざかっていたが、
昨日から再度、この問題にも取り組むことになる。

私は、「総理のご意向」
などと書かれた文書の存在は
重要なポイントだと思う一方、
問題の本質をもっと別なところに見ている。

今治市現地の手続きや、
土地利用計画、建築の状況など、
こうしたところを
もっと調べる必要があると感じている。

昨日の各省庁から聞き取りでは、
確かに国の手続きはおかしい。

特に大学の設置認可申請に至る過程は、
全く良く解らない。

総理の意向や、総理の思いを
忖度したかどうかは解らないが、
そもそも手続きのスピードが速すぎる。

加計学園に関する疑問は深まるばかりだ。

2)個人の立場

毎日新聞のネット上で次の記事を見つけた。

==以下、引用==

安倍晋三首相が9条への自衛隊明記を唐突に提案し、自衛隊制服組トップの河野克俊統合幕僚長が「ありがたい」と述べた。憲法軽視ともとれる発言だが、菅義偉官房長官は「個人の見解」だとして問題視しない。この表現、最近やたら目につく。政府要人が公の場で「個人の見解」と断れば、何を言っても許されるのか?

==以上、引用終了==

河野氏はこの発言の前に、
「一自衛官として申し上げれば」と述べている。

菅官房長官は、
それを個人にすり替たことも問題だが、
個人の見解と言えば何でも許されるのだろか。

稲田大臣も
「(教育勅語の)核の部分は取り戻すべきだ」と国会で答弁。

これに対しても菅官房長官は
「所管外で個人的な発言」と釈明。

記事の中でタレントの松尾貴史さんは
「都合の悪い時に『個人の見解だから問題ない』と片付けるのは、
『個』の存在を軽んじていることの裏返し」
と指摘しているが全く同感だ。

映画監督の想田和弘の次の指摘も全くその通り。
「森友問題で安倍首相は妻昭恵さんを
『私人』だと主張し、
議論を『便宜供与の有無』から
『私人か公人か』にそらした。あれと根は同じ。
『個人の見解』を政治家が多用するのは、
批判逃れに効果的と気付いたから。」

個人の見解などの言い訳が出てきたら要注意だ。

私も気をつけなければならない。

今日は函館市内で会合や街宣など、
地元を精一杯歩き回る。

さあ今日も、確実に前進します。
== 2017.5.27 ==

  
  

皆様のコメントを受け付けております。

  1. 加計学園問題については、御党にも応援をしていた方がいらっしゃる旨の報道が、ありますね。

    その方に確認をすれば良く若rのではありませんか。

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