徒然日記

9月6日 その3666『逢坂誠二の徒然日記』(5363 )

函館は、雲の切れ間から少しだけ朝焼けが見える。

雲が多めだが、雨にはならない見込みだ。

1)新体制

昨日の両院議員総会で、
前原新代表のもとでの幹部人事が決まった。

当初予定されていた山尾さんとは別に、
大島敦さんが幹事長に就任した。

なぜ変更になったのか、
その本当の理由は分からない。

週刊誌で山尾さんの私生活に関する
醜聞報道があるらしいとの観測も流れている。

昨夕、山尾さんと話したが、
どうもその報道は的外れらしい。

しかし何かの要因で、
そんな報道が出るらしいのだ。

内容が正しかろうが、間違っていようが、
週刊誌に報じられると
それを是正するのは至難の技だ。

何とも恐ろしい世の中になったものだ。

====

とにかく新体制がスタートした。

私は、今回も猟官運動も何もしておらず、
虚心坦懐に枝野幸男さんに投じ、
党員・サポーターの皆さんに
枝野さんへの支持をお願いした。

処遇はそれなりのものだろうが、
国民のため、地域のため、国のため、
とにかく私の思う仕事に精一杯の力を尽くす。

2)樺太

昨日、樺太引揚者上陸記念祭と
樺太連盟函館支部の総会が行われた。

以前も記したが、私の父は樺太生まれだ。

父は無事に引き揚げることができたが、
完全な民間人であった伯母二人と従兄弟二人が、
8月15日以降の戦いで命を落としている。

そんなこともあって、私と樺太の縁は深く、
昨年から樺太連盟の会員となった。

昨日の総会後の懇親会で、
引き揚げされた皆さんから
魂のほとばしりを聞くことができた。

最初は静かだった参加者の皆さんが、突然、話し出す。

樺太での生活、学校のこと、家族のこと。

圧巻は終戦後の状況だ。

迫り来るロシア兵。

引き揚げ船の確保や秘密裏の帰国。

冷たい北の海に沈んでいった仲間たち。

北海道上陸後の悲惨なあり様。

こんなことを話し始めると止まらない。

最後は、往時を思い出し、
目を潤ませて話す方もいる。

いずれの方々も、最後は戦争の悲惨さを話す。

戦争は絶対にダメだ。

戦争とは、今、テレビや新聞で
語られてるようなものではない。

今の政治家は、戦争の本当の悲惨さを知らない。

口々に語られる戦争の現実に思わず引き込まれる。

あれから72年が経過したが、
引揚者の皆さんの、
あるいは引き揚げられなかった皆さんの
現実の思いを確実に後世に語り継がねばならない。

今日は満月だ。

さあ今日も、確実に前進します。
== 2017.9.6 ==

  
  

皆様のコメントを受け付けております。

記事に投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です