徒然日記

18年4月8日 その3880『逢坂誠二の徒然日記』(5577)

函館の朝の気温は1度程度。

寒い寒い北国も少しずつ春に向かっている。

氷点下の日も少なくなってきた。

もちろん北海道各地では、 まだまだ氷点下のところも多い。

だが確実に春に向かっている。

春のこの時期を思うと、
有島武郎のこと想起する。

『生まれいずる悩み』の最後、
このフレーズを思い出す。

「君よ、春が来るのだ。冬の後には春が来るのだ。君の上にも確かに、正しく、力強く、永久の春がほほえめよかし‥‥僕はただそう心から祈る。」

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昨日3箇所で街頭に立った。

多くの皆さんからたくさんのご声援をいただいた。

逢坂さん、頑張れと声をかけられ、
本当に有り難いことだと思う。

今の日本の政治の状況、 あるいは社会の状況、
これらを見て国家の危機だと思う。

フェイクニュースがいとも簡単に流れ、
本人が話してもいないことがネット上で流される。

国会の答弁も本当のことを言っているのかどうか、
いちいち確認しなければ質疑ができない状態になっている。

提出される公文書も 内容確認し、
それが本当なのかどうか、
真実が書かれているのかどうか、
確かめながら読まなければいけない。

日本は民主主義国家だ。

暴力や圧力によって
政治や行政が進むわけではない。

議論、言論、これによって
政治や行政が取り進められている。

議論の根拠、議論の根っこには、
真実、正しい情報が必須だ。

それがあって初めて議論が成り立つ。

しかし今の日本では何が正しい情報なのか分からない。

特に政府が出す情報、これが嘘で塗り固められていることが多く、
議論が成り立たない状況になっている。

これを国家の危機と呼ばずして何と言うのだろうか。

もちろんこうしたことで
国民生活に直ちにマイナスの影響が出るわけではない。

増税や社会保険料の増加などは、
国民生活に、即。影響が出る。

だから国民のみなさんは、
こうしたことに対しては、即刻、反応を示す。

誤った情報が流されても、
とりあえずは国民生活に、即、
直接的に影響が出るわけではない。

だからすぐ反対とか、おかしいとかそんな声が出ない。

だから今の状況が、
国家の危機だと叫んでみたところで、
多くの国民の皆さんが「そうだそうだ」
と言う状況では必ずしもない。

だがこうした状況が続けば、
民主的な議論ができない状況に陥っていく。

それは最終的に、
あるいは中長期的に見て
国民のみなさんに大打撃を与える。

そんな状況になった時、気がついて見ても
その状況打開する、打破すること、
それは簡単なことではない。

だからこそ、今、この状況を
なんとかしなければならないのだと思う。

さあ今日もブレずに曲げずに、

確実に前進します。
==  2018.4.8  ==

  
  

皆様のコメントを受け付けております。

  1. 今日はお釈迦様のお誕生日だったのですね。逢坂先生のFBの写真でのお寺の雰囲気は明るくてきれいですね。
    今の国会は、良心の呵責を感じずに嘘を平気で言う人達を相手に、真偽を一つ一つ検証していかなければならず、真面目に議論している人ほど腹が立ってくるシステムになっていますね。今の世の中狂ってるなーと思っていたらジョンレノンが世界は狂人によって支配されていると言っている映像がありました↓
    https://www.youtube.com/watch?v=7N-G3N51K48
    生きている私たちが努力し続けることが大事ですね。
    心身ともに疲れることが多いとは思いますが、逢坂先生を応援している人もたくさんいます。無理をしすぎないで未来に繋がりますように!!
    ご迷惑でなければ、気持ちでは私も逢坂先生と一緒にがんばっています。
    それではおやすみなさいませ。

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