徒然日記

18年10月30日 その4085『逢坂誠二 の徒然日記』(5782)

昨日も衆院予算委員会の日程について、
与党筆頭と継続して協議をしている。

与党からは1 日だけの審議との提案があったが、
通常は最低4から5 日程度審議しているため、
とても飲める状況ではない。

そのため今日も継続して
協議することになっている。

1)入館法改正

総理が今国会に提出すると明言していた
出入国管理法等の改正案が
11月2日に閣議決定する方向となった。

この法案は、新たな在留資格を創設し、
単純労働を含む分野に
外国人の受け入れを拡大することが柱。

国内では各分野で
人手不足が深刻な問題となっており、
人材の確保は急務だ。

多文化共生社会への移行は、
世界全体の中で必然のことだろうし、
日本社会の活力を維持し
さらに高めるためにも必要なことだ。

一方、外国人材の受け入れは課題山積であり、
丁寧な議論、多岐にわたる仔細な制度設計が必要だ。

政府は来年4月1日の施行を目指している。

人手不足のことを思うと
1日も早く施行をとの現実もあろうが、
「急いては事を仕損じる」との言葉があるとおり、
性急な制度設計は将来に大きな禍根を残す。

したがって十分な審議が必要だ。

====

どの分野で外国人材を受け入れるかは、
法案成立後に法務省令で定める。

分野ごとの受け入れ人数については、
政府が「近く示す」ことと発言し、
今は明確ではない。

新たな在留資格は「特定技能1号」と
「特定技能2号」の2種類。

1号資格を取得には、
日常会話程度の日本語能力の試験と、
就業分野の知識・技能に関する試験、
この両方に合格する必要。

在留期間は最長5年で、家族の帯同は認めない。

3年以上の経験がある技能実習生は、
無試験で1号資格を取得できる。

====

2号資格は、
さらに難しい日本語と技能の試験に合格し、
「熟練した技能」を持つとの認定が必要。

2号は一定の条件のもと
事実上の永住が可能。家族の帯同もできる。

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現時点で明確になっていることが少ないため、
政府には詳細の制度設計案の明示を求めているが、
その多くが法案成立後の検討に委ねられるという。

しかしこれでは審議にならない。

昨日、与党の方と話をしたが、
議論すればするほど、議論百出で決まらない。

だから一定の議論が過ぎたら
決めるべきとの発言があった。

日本の将来を考えるなら、極めて乱暴な物言いだ。

少しでも丁寧な議論ができるよう、
政府与党との調整に力を尽くしたい。

テレビ出演のため、
帰宅が遅くなった。

朝から睡魔が襲っているが、
さあ今日も ぶれずに曲げずに、
確実に前進します。
==2018.10.30==

  
  

皆様のコメントを受け付けております。

  1. 安倍さんは事あるごとに「民主政権時代にはできなかったことを安倍政権では速やかに行った」と言いますが、内閣が人事権を持つことによる圧力を最大限に駆使し、三権癒着体制を敷き権力を掌握した独裁政権によって、国民の意見を聞かず、議論もせず、民意を踏みにじるような強引に事を進めるやり方は誰も望んではいません。
    自分の言葉を失った報道機関や、忖度行政に支えられた違法な長期政権が続けば続くほど日本の民主主義は後退していきます。

    そんな中、様々な嫌がらせとも思える与党の国会運営にも、ぶれずに曲げずに粘り強く戦う逢坂先生

    今日はたっぷりと睡眠がとれるといいですね。
    本当にご苦労様です。

    それではおやすみなさいませ。

  2. ご多忙の中のテレビ出演お疲れ様でした。逢坂さんの説明はいつも簡潔でわかりやすいです。
    >現時点で明確になっていることが少ないため、
    政府には詳細の制度設計案の明示を求めているが、
    その多くが法案成立後の検討に委ねられるという。

    見切り発車も問題ですが、武見さんは、「省令を立法府で議論して決める」といってました。はたしてきちんとした、公正な議論の場が設けられるんでしょうか。

    また武見さんの発言で、国民に説明するときに移民政策だというレッテルをはると
    「あたかも外国人が永住権を持って国内に住みつき始める」という印象を与える、というものがありました。例え話にしても、住み着く、は同じ人間に対して使うべきではないのでは、と思った次第です。

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