徒然日記

18年11月22日 その4108『逢坂誠二 の徒然日記』(5805)

昨日は、内閣委員会、
法務委員会で質疑をした。

入管法の質疑では、
来年の4月から
新しい在留資格を設けるというのに、
何も決まっていない、
何も準備ができていない状態が
次々と明らかになっている。

人手不足対応が必要なことも
技能実習制度が
全て悪い制度ではないことも理解している。

しかしだからといって、
現下の問題、
あるいは将来予測される課題に
無策で在留資格を拡大すれば、
将来に大きな禍根を残す。

こうした問題に
キチンと対応することが必須なのだが、
政府はこれらのことには、
現時点ではほとんど回答がない。

これでは法案賛否の議論すら難しい。

委員会開催には定例日がある。

衆院法務委員会は、
火曜日、水曜日、金曜日だ。

連日の審議では、
議事録の精査もできないし、
議員は複数の委員会に所属していることもある。

今日は法務委員会の開催日ではない。

しかし葉梨委員長は、
今日も強行的に委員会を開催するという。

法案の審議が始まったばかりなのに、
今日の午後は参考人質疑も行うという。

参考人質疑は意義深いことだが、
政府の考えも定まらない中で実施しても
その効果は半減だ。

一昨日の本会議で指摘したとおり、
短期間に審議時間を積み重ねるだけでは、
外国人労働者問題への理解は深まらないどころか、
逆に国民の分断を招くことになってしまう。

安倍総理が日本の将来を考えているとは思われない。

さあ今日も ぶれずに曲げずに、
確実に前進します。
==2018.11.22==

  
  

皆様のコメントを受け付けております。

  1. 与党の強行で日程の詰まった中での、ネット出演、お疲れ様でした。
    明るい雰囲気の立憲live、あっという間の一時間でした。
    逢坂さんの軽妙な語り口にかかると、政治も楽しいものに思えてきます。

    実は漁業法改正について聞きたかったのですが質問することができませんでした。
    今回の改正は大企業に有利な改正、沿岸漁業に不利とのお話でしたが、
    勝川俊雄氏が「県をまたいで回遊するような魚だったら、一部の心ある漁業者が自主規制をしても、他の漁業者がその分だけ獲ってしまう。大規模な巻網が少なくなった魚群を一網打尽にして、沿岸の小規模漁業が干上がるというのが、漁獲規制が不十分な日本では良くある構図である。」
    「個別漁獲枠制度を正しくて、小規模漁業の獲り分を確保しておけば、早獲り競争では勝ち目がない小規模漁業を大規模漁業から守ることができる。小規模漁業が生き残るには必要な改正だと思う。」
    と主張しています。
    勝川氏は資源回復のためには仕方のない法改正だ、漁協に任せていては枯渇する、という立場のようなんですが、野党の主張と論点が違うところがあり、
    今回の法改正の狙いは何だろう?と思った次第です。

    長々と失礼しました。

  2. 外国人技能実習制度の管理団体役員に自民党の大物政治家の名前がいくつもあるようで、なんだかキナ臭い話になってきました。人を人とも思わないやり方に腹立たしい思いがします。

    そんな中、今日は国会中継では決してみられないDJ逢坂先生を立憲ライブで見ることができて本当に面白くって楽しかったです。私は晩ご飯をつくりながらみていたのですが何度も吹き出しました。
    大変な状況の中なのに、逢坂先生のたくましい精神力に惚れ直してしまいました!

    それでは、おやすみなさいませ。

  3. 1時間4分の立憲ライブ、聴かせて頂きました。
    お年寄りの、ゴミ出しが複雑で仕分けも細かなところまではちゃんと理解出来ない事と、今回の消費税増税に伴うポイント還元の複雑さは同じであろう、混乱は間違いなし!と思いました。

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