徒然日記

19年6月24日 その4322『逢坂誠二 の徒然日記』(6019)

昨日は朝から地元歩きに専念をした。

そして沖縄の「慰霊の日」だった。

摩文仁の平和祈念公園で、
県主催の「沖縄全戦没者追悼式」が開かれた。

リアルタイムでその様子を見ることはできなかったが、
テレビニュースで見たデニー知事の平和宣言には
ジーンと来るものがあった。

「結果を無視し工事を強行する政府の対応は、
民意を尊重せず地方自治をないがしろにするものだ」

沖縄の様々なことを知るデニー知事だからこそ、
熱い思いを訴えることができたのだと思う。

一方の安倍総理は、

「基地負担軽減に全力を尽くし、
沖縄の振興を前に進めていく」などと述べたが、
言葉は綺麗だが何の説得力もない。

総理の挨拶の間、間断なくヤジが聞こえた。

総理はこれらのヤジを
どのように受け止めたのだろうか。

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沖縄で地方自治、住民参加、情報公開
などに関する講演を何度も行った。

住民参加で議論し、様々な異論を乗り越えて結論を導く。

民主主義の原点だと思う。

しかし今、沖縄の皆さんには、
私の講演は空疎に聞こえるだろう。

デニー知事が言うとおり、
総理や政府は民意を尊重せず
地方自治をないがしろにするからだ。

こんなことを繰り返していては、
日本の自治は意味のないものになってしまうし、
日本の民主主義そのものが壊れてしまう。

総理がすべきことは、
沖縄の民意に真摯に寄り添うことだ。

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慰霊の日届かぬ声と蝉の音

さあ今日もブレずに曲げずに、
確実に前進します。
==2019.6.24==

  
  

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