徒然日記

19年8月26日 その4385『逢坂誠二 の徒然日記』(6082)

昨日夕刻、衆院予算委の欧州出張から帰国しました。

お世話になった皆さんに、心から感謝しております。

今日から、早速、通常活動に入ります。

一昨日開催された立憲民主党北海道連合の定期大会で、

私が道連の代表に選出されました。

私は海外出張中のため予め大会は欠席となるため

代表選に出ることは出来ないと伝えていました。

しかし北海道選出国会議員会において

欠席でも良いから代表選挙に出るべきという声があり、

今回の結果になっています。

新代表就任の挨拶は、道連代表代行を務めて頂く、

本多平直衆議院議員に、私に代わって発表頂きました。

少し長くなりますが、それを以下に紹介します。

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皆さん、衆議院議員の逢坂誠二です。このたび立憲民主党の北海道選出国会議員全ての皆さんをはじめ多くの皆さんからの推薦を頂き、立憲民主党北海道連合会の代表に就任をすることになりました。就任に当たっては色々と逡巡することもありましたが、党や北海道のおかれている様々な事情を考慮し、この重責をお引き受けする決断をしました。必ずしも力は十分ではありませんが、立憲民主党北海道の仲間の皆さんをはじめ、立憲民主党に思いを寄せる皆さんからのご助力を賜りながら、その職責を果たして参りたいと考えておりますので、多くの皆さんからのご指導を切にお願い致します。

また本日の大会は、以前から予定されていた衆議院予算委員会の海外出張と日程が重なったため、出席ができません。私の思いの一端を代表代行をお務め頂きます本多平直衆議院議員に託しましたので、大変失礼とは思いますが、お聞きいただければと思います。

立憲民主党は、2017年10月の総選挙の際に誕生した、全くの新政党です。そのため財政基盤も弱いなど課題が山積しております。その一方、北海道は全国に比較すれば支持率も比較的高いなど有利な条件もあります。その意味で、立憲民主党北海道は、全国の模範となる全国をリードする党づくり行う、そうした役割を担うべき存在とも考えております。こうしたことも念頭に置きつつ、国民と地域を基本とした『対話と連携』を大きなテーマに掲げ、次のことに取り組めるよう力を尽くして参りたいと思います。

一つ目は、北海道の地方組織の強化です。

具体的には、1人でも多くの党所属の自治体議員や私たちにシンパシーを持つ自治体議員を増やすことであり、これと同時に地方支部を強化することが肝要です。

二つ目は、分断された野党の現状を整理し、安倍一強体制に対抗できるよう力を結集することです。

二年前、様々な経過の中で、当時の野党第1党である民進党が分断され野党勢力が分散する結果となりました。さらに今般の参院選挙の結果、さらに野党の数が増え、ともすれば野党同士がせめぎ合うような雰囲気も感じられます。しかしこうした現状では、今の安倍一強体制を突き崩すことはできませんし、安倍政権に疑問を持っている多くの国民の皆様の思いに応えることはできません。

こうした状況を踏まえ、8月5日に枝野代表から、国民民主党と社会保障を建て直す国民会議に対して、我が会派への合流を呼びかけました。その結果、枝野代表の申し出に基づいて1つの会派として活動する方向が確認されております。しかしこの二年間、別の党として活動してきた経過もあり、整理しなければならなない課題も少なくありません。この野党分断の現状を乗り越えて、他の野党の皆さんとのさまざまな形の連携も含め真に大きな力となることができるよう力を尽くして参ります。

三つ目は、党員、パートナーズとの連携、あるいは具体的な活動を強化することです。

立憲民主党創設時にパートナーズなどの新しい仕組みを立ち上げました。しかし党創設黎明期の混乱もあり、この間は自治体議員・党員・パートナーズとの連携が不十分であったと反省しております。特に新しくパートナーになった方々は『対話』を望んでいると感じております。多くの各級議員の皆さんも報告集会などを開催していますが、必ずしも十分な対話の時間が取れていないのが現状です。こうした中で、意見集約へのSNS活用も有効な手法ですが、やはり顔を合わせ膝をつき合わせて対話することが基本です。それによって信頼関係ができ、足腰の強い組織づくりが可能になるのものと思います。立憲民主党の結党精神であるボトムアップ型の政治を実現するためにも、まずは地域で活動する自治体議員・党員・パートナーズとの連携強化のための取り組みを進めるため、各地域を積極的に訪問したいと思います。

4つ目は、次の総選挙、参院選、4年後の統一地方選挙に向け、確実な準備をすることです。

早ければ年末にも想定される次の総選挙に向けて、具体的な候補者が決まっていない道内選挙区への対応方針を決めること。3年後の参院選挙では複数の議席確保に向けた準備を進めること。これらが必須となっております。また今年の統一地方選挙では、道議候補を擁立することができない空白区が生じたうえ、4年前に続いて2回連続で候補を擁立することができなかった選挙区もあります。こうした点について、私自身の反省も含め地域の皆さんとも対話を重ねながら、4年後の統一地方選挙に向けてしっかりとした準備を進める必要があります。

5つ目は、北海道の活性化に資する取り組みを進めることです。

北海道は積雪寒冷地で東京から距離が遠いなど条件不利地だと捉える方も少なくありません。しかし私は、北海道は様々な可能性に満ちた地域だと考えています。特に私の基本理念の一つは「地域があって、国がある」というものです。地域の独自性、自立性を基本とする地域活性化の様々な取り組みがあってはじめて、国民生活も生き生きしたものになり、国全体の活力が生まれるのです。この考え方に基づいてい、立憲民主党北海道として、6次産業化、自然エネルギーの利活用、地域の特性を踏まえた観光などをはじめ、こられ地域振興にも資する取り組みを、本日来賓としてご臨席賜りました札幌市長をはじめ自治体関係者の皆さんとも手を携えて進めたたいと考えております。そのためには、道連幹事会の下に設置されている機関や委員会機能を充実させる必要もあります。例えば政務調査委員会も構成員を多様化したり、日常的に地域に出向いて多くの皆さんの話を聞くといった取り組みも必要だと考えております。

以上、立憲民主党北海道連合会代表就任に当たり、思いの一端を述べさせて頂きましたが、もとよりこれらのことは、私1人の力で実現できるものではありません。また私自身が党本部の政務調査会長を務めていることもあり、党全体を俯瞰する立場と道連の仕事に専念することのバランスも必要になろうかと思います。そのためには道連総力の結集が必要です。こうしたことを念頭に置きつつ、私の足らざるところを補う役割として、本原稿を託した本多平直衆議院議員に代表代行を務めて頂くこととしております。また結党以来2年近くに渡り道連代表を務めて頂いた佐々木隆博衆議院議員には顧問にご就任頂き、これまでの経験を踏まえた大局的見地からもご指導を頂きたく思っております。

また今回、新たに同じ会派として行動をともにすることになる国民民党道連の徳永エリ代表におかれましては、以前にも増して連携強化に向けたご指導を賜りますよう、よろしくお願い致します。

さらに今回の参院選挙で連携をさせて頂き、参院で既に行動を共にしている社民党、さらに共産党の皆様、そして各党の連携を見据えて具体的な行動をして頂いております市民の風の皆様、連合の皆様、農連の皆様、今後もともに闘う同志として、ご指導を賜りますようよろしくお願い致します。

最後に改めて申し上げます。大きなテーマは、国民と地域を基本にした『対話と連携』です。

そして私たち立憲民主党の財産は、立憲民主党に思いを寄せて下さる党員の皆さん、パートナーズの皆さんはもとより、全くの新政党であるにもかかわらず立憲民主党に一票を投じてくださった皆さん、そして全ての国民の皆さんです。こうした考え方のもと、私も各地を歩き、党員、パートナーズをはじめとする皆さんと確実なコミュニケーションを重ね北海道を、そして日本をリードして参ります。

以上、就任にあたってのご挨拶とさせて頂きます。

==以上、挨拶終了==

さあ今日もブレずに曲げずに、
確実に前進します。
==2019.8.26==

  
  

皆様のコメントを受け付けております。

  1. 浩太郎です。お久しぶりです。失礼致します。

    まずは、道連 代表 就任おめでとうございます!益々、やり甲斐のある仕事が任される事となりますが、頑張って下さい!

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