徒然日記

20年3月15日 その4587『逢坂誠二 の徒然日記』(6284)

昨夕、行われた安倍総理の記者会見は、意気込みばかりが語られ、
すでに公表されている施策をなぞることを繰り返し、
何ら新たな具体的な施策の実施は示されませんでした。

多くの国民が注視していたはずなのに、何のための会見だったのか
会見の意図、意味が不明と言わざるを得ません。

国民が抱く不安に寄り添い、生活の混乱の収拾に向けた
道筋を示すものとは到底思えません。

逆に総理の自信のなさを明らかにした感じです。

新型コロナウイルスの対策に向けた総理の認識が
この程度に止まるのであれば、由々しき事態だと感じます。

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昨日は、新型コロナウイルス感染症の影響調査のため、
函館市内の商店、ホテル、医院、乳製品加工工場、
幼稚園や学童保育所などを歩いています。

特にホテルや観光関係業の皆さんは酷い状況です。

ホテルによっては9割の予約がキャンセルになったうえ、
予約復活の見込み、見通しが立たないと言います。

学校一斉休業の影響で、
子どもの面倒を見るために職場を休まざるを得ず、
看護師、事務員、保育士など
幅広い職種で人手不足が広がっています。

休まずに昼休みを利用し帰宅し、
短い時間の中で子どもの昼食の準備をするなど、
相当に厳しい勤務環境となっている方もいるようです。

大きいもの、小さいものを含め
多くのイベントが中止になっています。

イベント運営をサポートする会社や、
食材納入業社にその影響がモロに出ています。

今週も雇用調整助成金の使い勝手が悪い上、
現実に合致した制度ではないとの批判も受けました。

総理や大臣の国会答弁から受ける印象とは程遠く、
融資も枠が限られること、有利子であることなど、
通常融資とほとんど変わらないことに加え、
予約相談のため相談すらできないという方もおりました。

とにかく地域はこれまでに見たことのない状況になっています。

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感染防止や感染者への医療対策に合わせ、
経済面での対策も急を要します。

今の段階は広く薄い対策ではダメです。

国民の命と暮らしを守るため
あらゆる政策を総動員するのは当然ですが、
優先順位をつけて困っているところに、
スピード感を持って集中的に
深堀りをすることが必要です。

資金力の弱い中小企業や個人事業主の
経営継続できるため措置を、
簡便な手続きで大至急実施することです。

国が講じた
「入国制限」、「学校一斉休業」、「イベント等の自粛」
に伴う様々な影響に対しては、政府の責任において、
損失補填も視野においた万全の対策が必要です。

例えば以下のようなことを念頭に置きつつ早急に検討し、
執行権のある政府に、それを実施させなければなりません。

税や社会保険料の減免、支払い猶予電気ガス水道料金など公共料金の減免イベント等の中止によって、損害を被った中小・小規模事業者、個人事業主を対象とする緊急融資や最終的な損失補填 信用保証の上限引上げや公的融資の実施、資金枠の確保、利子補給などの資金繰りの抜本的な支援観光や宿泊業・交通・運輸事業者に対する手厚い支援農水産物の流通及び輸出入への対応 雇用調整助成金の適用条件の緩和と助成内容の拡充。正規と非正規の差の撤廃個人事業主、フリーランス、非正規労働者への対応従業員の検査・療養に加えて、学校が長期休校となった子どもの保護者に対する休業補償雇用の維持に資する支援策テレワークの一層の推進 子育て世代などへの個人給付の拡充
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今日はNHK日曜討論に出演します。

テーマは当然、
新型コロナウイルス対策になるものと思います。

‪http://www4.nhk.or.jp/touron/x/2020-03-15/21/21175/1543637/‬

==電話一本、はい、逢坂誠二です!!==
新型コロナウイルス感染症などに関する緊急電話相談窓口を開設しています。
今回の感染症などに関しお困りのことがあれば、遠慮なくお問い合わせ下さい。
直ぐに電話に出られない場合もございますが、その場合は留守電に録音下さい。
連絡先をお知らせ下されば、後ほど事務所から連絡をさせて頂きます。

緊急電話番号:080 1340 5050

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今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。

===2020.3.15===

  
  

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