徒然日記

20年3月30日 その4602『逢坂誠二 の徒然日記』(6299)

昨日の東京都内での感染者は68人となり、
1日の感染者数としては最高数です。

今後、感染がさらに拡大するのか、
極めて重大な局面が続いています。

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新年度予算が成立し、
即、新型コロナウイルス対策の
補正予算議論を開始しなければなりません。

地元を歩けば歩くほど、
新型コロナウイルスによる経済活動の停滞が、
個々人の生活や個人事業主、小規模事業者の経営を
直撃していることを痛感します。

こうした危機を乗り越えるためには、
さらなる緊急経済対策が必要です。

対策は、「迅速」かつ「実効性」があり、
「簡便」な手続きで済むものでなくてはなりません。

東京都知事は東京の封鎖(ロックダウン)にも言及しています。

改正新型インフルエンザコロナ特措法に基づく
「緊急事態宣言」を行う際には、
国会への事前報告は必須です。

現在、以下のようなことを政府与野党協議会で、
早急に検討すべきと考えております。

【第1の柱】「家計支援」
傷んだ家計を助け、生活を守るために、下記の項目を中心とする個人に対する支援策を実施すべき。

〇 すべての国民に対して一人当たり10万円以上、総額十数兆円規模を現金で給付すべき。なお、給付は課税対象とすることなどによりで、実質的な所得制限を行うべき。

〇 一定所得水準以下の子育て世帯、高齢者世帯に対する、給付の上乗せを実施すべき。

〇 税・社会保険料・公共料金等の支払い猶予や負担軽減を実施すべき。

〇 希望者に対して本年度の納税猶予を確実に実施すべき。

〇 奨学金の返済猶予を実施すべき。

【第2の柱】「事業継続支援」
 喫緊の課題として、コロナウイルス拡大に伴う倒産・失業を防ぐため、
下記の項目を中心とする事業者に対する支援策を実施すべき。

〇 個人事業主・フリーランスを含めた中小・小規模事業者に対する、定額給付など簡素・迅速な手法を用いた経済的損失の補償を実施すべき。

〇 雇用調整助成金の10/10補助、対象範囲拡大、手続き簡素化と早期支給を実施すべき。

〇 固定資産税や家賃など、事業継続にかかる固定費の支払い猶予・減免・補助を実施すべき。

〇 資金繰り支援のための無利子・無担保融資の拡大・拡充と、償還免除等の大胆な措置を実施すべき。

【第3の柱】「未来につながる政策」
 現下の危機より前から、実質賃金低下、非正規雇用増大などにより格差が拡がってきた日本経済・社会を立て直し、コロナウイルス拡大終息後における景気回復・所得の底上げにつなげるため、下記の施策を実施すべき。

〇 家計支援を制度的に確立し、所得再分配機能を回復して中低所得者の底上げするために、給付付き税額控除の導入を含め、広く税制を見直すべき。

〇 次年度の所得に応じた税の減免・還付を実施すべき。

上記のため、財政措置・金融措置それぞれ数十兆円規模の対策を講じるべき。

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このようなことを早急に検討し、
木曜日にも開催が予定されている
政府与野党連絡協議会で、
政府に提示し議論する方向です。

○緊急事態宣言、首都封鎖(ロックダウン)への留意点も整理

○五輪選手村マンションを医療施設として活用すること

また国会対策委員会で
議論すべきことだと思いますが、
万が一、国会で感染者が出た場合の
対応方針も確認する必要があります。

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今週も新型コロナウイルス対策に全力を尽くします。

今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。

===2020.3.30===

  
  

皆様のコメントを受け付けております。

  1. 遅い!。ともかく遅い。何をさせても安部政権は、遅い。自分たちに関することは、国会に出さずに勝手にやってしまう癖に、これでは国民の自殺者を助長している様なもんだ。
    早く、一時金に近い小口の各家庭用の金は、とっとと早く出すべきだ。そして、そのあともっと、重大な事の関係を早くやるべきです。
    それと、東京の一か月の完全封鎖をすぐにでもやるべきです。もたもたしていると日本は破滅してしまいます。逢坂さん、いつまでも野党議員でいてはだめですよ。もし、安部総理が感染して動けなくなったらどうします。私は、どうもそうなるような気がします。その時は、野党に考えがあるのか。今朝ですが、人工呼吸器は現在国内に1400台あるから大丈夫と経産大臣が、ニュースで表現しておりましたが、これは、子供用も含み使用中のものを言っているようですね。余剰分は、無いんですよ。こんな事では国民は信用できない。いつも軽いんですよ。もっとトランプ大統領の様にしっかりと考え発信してもらわんと本当に政府は、信用ならん!
    頑張ってやって下さい。お願いします。

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