徒然日記
20年6月9日 その4673『逢坂誠二の徒然日記』(6370)
今日6月9日は有島武郎の命日です。
亡くなったのは1923年、97年前になります。
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昨日、 2次補正が国会に提出されました。
今回の補正は、政府与野党連絡協議会や
与党政調会長との会談などによって、
我々の主張項目が盛り込まれたことは一定程度評価します。
しかし内容が十分ではなく、
国民の命と暮らしを守るためには十分なものとはなっておりません。
今後、状況に応じて3次補正予算が必要です。
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やはり問題の一つはスピードの遅さです。
家賃対策、雇用調整助成金の上限引き上げなどは、
我々が1次補正の前から要求していたもので、
本来なら1次補正で実現できたものです。
持続化給付金は2週間で振り込まれるはずが
当初申請の方に未だに届いていない、
雇用調整助成金のネット申請は
トラブルの連続で機能していません。
予算計上が遅い上、事務手続きのスピードも遅れています。
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事務委託などの内容が不透明な点も問題です。
受託社選定の経過、委託内容などが全く不透明です。
梶山大臣は今になって検証すると言い出しましたが、
精算払いで必要額を支払うのは当然としても、
執行している今の時点で適切さを説明できないのは理解し難いことです。
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10兆円もの空前絶後の予備費の一部使途が、
我々の強い要求で明らかになりましたが、
10 兆円全体が予備費であることには変わりはありません。
予備費の使途について、
政府にフリーハンドを与えることには、
財政民主主義や国民への説明責任の観点から問題あです。
令和2年度当初予算の予備費(5,000億円)から、
アベノマスク配布に多額の費用が充てられましたが、
アベノマスクに対する政府の説明は二点、三点しています。
緊急性があるとして使った予備費でしたが、
このアベノマスク配布が本当に必要な政策だったのか、
疑問が持たれる状況になっています。
政策としての妥当性が疑われる
アベノマスクへの予備費の使用からも分かる通り、
緊急性があると言えども予算の執行は、
国会がしっかり監視する必要があります。
予備費利用の際には、
予算委員会で議論する必要があるのです。
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収入が大幅に減った方々への対応、
医療や福祉への支援、労働者生活支援給付金、
バスなど交通事業をはじめとする各種の事業への支援など、
早急に今回の2次補正で不十分な点を措置する必要があります。
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今は歴史的緊急事態であることは事実です。
あらゆる局面に対応できるよう、
国会は閉会することなく延長すべきです。
今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2020.6.9===