徒然日記

20年6月15日 その4679『逢坂誠二 の徒然日記』(6376)

東京都は14日、新型コロナの感染者が
47人と発表しました。

前日の24人からほぼ倍増し、
感染者数が40人を超えるのは、
57人だった 5月5日以来です。

5月25日の緊急事態宣言解除後で最多となり、
今月11日から4日連続で感染者数が20人を上回っています。

東京アラートを11日に解除し、
12日に休業要請緩和をステップ3に移行しています。

東京アラートとは一体何なのかどうもよく分かりません。

いずれにしても感染への備えを緩められる時期ではありません。

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話は全く変わりますが、
画家の神田日勝さんは1970年に32歳で夭逝されました。

過日、神田日勝さんの奥さんであるミサ子さんが書かれた
『私の神田日勝』を読む機会に恵まれました。

絶版となっていたものですが、
今年4 月復刻版が出版されたのです。

神田日勝さんの作品で有名なものの一つは、
馬の頭から胴体の途中まで描かれた未完の作品です。

一瞬見ただけで、強烈な印象を受けます。

そのインパクトが何なのかを言い表すのは難しいのですが、
「えっ、何これ」という疑問に始まり、
二本の脚で立つ馬が動き出すような印象もあります。

この本を読んで、神田日勝さんのことを改めて噛み締めています。

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利潤の追求と合理主義の徹底という現代社会の流れのなかで、人間が真に主体性のある生きをすることは、きわめて難しい時代になってきた。

結局、どういう作品が生まれるかは、どう行く生き方をするかにかかっている。
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いずれも神田日勝さんの言葉です。

言葉からも、多くの感銘を受けています。

『私の神田日勝』、貴重なものを読ませて頂きました。

今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2020.6.15===

  
  

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