徒然日記

20年7月4日 その4698『逢坂誠二の徒然日記』(6395)

昨日、朝から函館市内を歩きました。

コロナ対策に関する国の支援事業などを
丁寧に説明して歩いていますが、
やはり浸透していない感じがします。

何となく理解している雰囲気なのですが、
自分は適用にならないと
頭から思い込んでいるのです。

もっともっとしっかりと皆さんに説明し、
適用できる方には、この窮地を凌ぐ、
一つのよすがとして頂きたいと思います。

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一昨日、おかしな夢を見ました。

いないはずの私の兄と私のどちらが進学するかで相談をしています。

結局、兄が進学し、私は大学には行かないことになります。

そのことに私が何となく悶々としているうちに戦争が始まります。

兄も戦争に行きます。

私の周囲も戦場となり、身近な方々が、
次々と砲弾で、機関銃で、そしてミサイルで殺されます。

逃げる場所も、逃げる時間もなく、
ただ物かげに隠れ攻撃がおさまるのを待っています。

その間にも、知り合いが殺されます。

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こんな夢は初めて見ました。

コロナ禍、中国、香港、ロシア、北朝鮮など、
平時平和とはほど遠い、民主主義とはほど遠い、
そんな異常な今の世界が念頭にあるからの夢かもしれません。

今、私たちの目の前に広がっている光景は、
以前のものではないことを確実に認識する必要があります。

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ロシアで成立した改正憲法に
「領土の引き渡しの禁止」の条項が盛り込まれました。

結局、プーチン大統領は、
日本と領土交渉をする気などは
さらさら無かったということだと理解できます。

外交の安倍を誇っていた安倍総理ですが、
以前から指摘しているとおり
ロシア外交は完全な後退となりました。

安倍総理はこの問題をどう説明し、
責任を負うつもりなのでしょうか。

米国依存一辺倒だった北朝鮮外交も同様です。

コロナ禍の中で、数多くの不都合が見えなくなっていますが、
次の総理はアベノミクスの強い後遺症と戦わなければなりません。

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時事通信の報道によれば、前原誠司さんが、
国民民主党と立憲民主党との合流に関し、
「有権者も数合わせにうんざりしている。
どういう社会にするためかという議論がなく、
ただ単に選挙が近いから集まりましょう
というものには国民は期待しない」
と否定的な見解を示したとのことです。

私たちは、昨年秋から立国社という同じ会派として、
国会活動(国対)も政務調査会の活動も共同で行なっています。

政調の会議も多くの会議が共同での開催です。

今年に入ってからは、衆院本館3階には、
立国社政調役員室も設置し、
その場を拠点に政策議論も行なっています。

単に選挙が近いから集まりましょう
などと言っているわけではないことは、
これらの取り組みを見れば明らかです。

特に政調のこの間の共同の議論、取り組みを踏まえると、
別々に議論する意味がどこにあるかというのが現実です。

国会活動も同様です。

立国社という大きな枠組みで質問時間を配分し、
質問者や質問内容の調整を行なっていますが、
この枠組みをもとに戻す意味が
どこにあるのかよく分かりません。

選挙時期の遠近に関係なく、
私は立憲民主党の政調会長の立場ばかりではなく、
共同会派立国社の政策責任者の一人として、
慎重かつ丁寧に政策議論をすることに腐心してきました。

この経過の中で、政策的にも大きな塊になることの意義を
私は実感しています。

「選挙が近いから」という点で言えば、
2017年9月解散直前の希望の党への合流、民進党の分裂が、
まさに選挙直前の数合わせだったのではないでしょうか。

これを主導した前原誠司さんが、
共同会派立国社の経過も知った上で、
なぜ冒頭のようは発言をするのか理解に苦しみます。

これが経験のある政治家としてまっとうな発言だとするなら、
政治家が信用されないのも当然です。

今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2020.7.4===

  
  

皆様のコメントを受け付けております。

  1. 前原さんが空気を読めないのは前からですし、いい加減まともに取り合わなくてもいいと思うのですが
    もし維新と一緒にやりたいと言うなら立国社及び野党共闘の枠組みからお引取り願うのがいい加減分かりやすいのではないかと思うんですけれど
    正直、政策面は別として政局面で何をしたいのかさっぱりわかりません

  2. 気候変動や(2030年に代表的な世界都市ではかなり耐えがたい夏になると思われる)、このまま人口増加が続けば、2050年頃には食料・資源の世界的争奪も想定される近い将来に対して、現在の支配政党は「創造的」アイデアを持ちません。私自身も、どれくらい生きられるか分かりませんが、立憲民主党には、単にアメリカべったりの新自由主義的な政治経済政策でない、人類が種として生き延びられる「共同幻想」を打ち立てるような、努力を期待しています。

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