徒然日記

20年12月3日 その4850『逢坂誠二 の徒然日記』(6547)

都内、夜明け前の気温は7度程度。

昨日よりは雲の少ない朝です。

西の空に月齢18日を過ぎた月が見えます。

日中は14度程度まで気温が上がりそうです。

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昨日、厚生労働省は、
医療用医薬品の市場実勢価格と薬価の差、
いわゆる平均乖離率が約8.0%と発表しました。

今年9月取引分が対象の調査です。

これまで薬価は2年に一度の改定でした。

ところが菅総理は、薬価の毎年改定と
引き下げに拘っています。

今年は、昨年に引き続く
初の連続改定年となります。

今回の平均乖離率は、
このための基礎資料となります。

薬価については、
引き下げるのが当たり前のような風潮がありますが、
闇雲に引き下げばかりを行い、その上で毎年改定すれば、
卸も薬局も今以上に将来見通しが立たず、
現場は相当に混乱します。

医療用医薬品の流通は、
単価の安いものを少量、頻繁に
配達することで成り立っています。

このコスト、手間は膨大ですが、
このことによって薬局が多くの在庫を抱えないで、
何とか安定した経営ができています。

医薬品だけの価格に注目をして、
薬価を決めると薬の流通の柔軟性を失う可能性があります。

財務省などは、今回の改定は全薬剤を対象にしたいようですが、
とにかく引き下げることだけが目的の議論では、
薬剤の健全な流通を壊し兼ねません。

菅総理の政府主導の何でも安ければ良い的な発想では、
地方の薬局の経営が成り立たなくなる恐れがあります。

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今日は原子力特別委員会で質疑をします。

10時28分からの20分と短い時間ですが、
避難計画などについて質問します。

衆院インターネットテレビで視聴頂けます。

https://www.shugiintv.go.jp/jp/

今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2020.12.3===

  
  

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