徒然日記

21年5月20日 その5018『逢坂誠二 の徒然日記』(6715)

都内は、ここ数日よりは少し雲が少な目の朝です。

しかし湿度は高く100%近い状態です。

今日の都内の日の出は4時33分。

一方函館は4時13分で、20分程度の差があります。

1)兪炳匡(ゆう・へいきょう)さん

『日本再生のための「プランB」
医療経済学による所得倍増計画』(集英社新書)

昨日、この本の著者である兪炳匡さんから、
90分に渡り話を伺いました。

既存の日本再生論がどんなに成功しても、
99%の人々の生活を潤わせることにはならないとして、
新たな日本再生策(プランB)を論じた内容です。

私はこのプランBと合わせて注目するのは、
今の日本に対する分析です。

経済指標、男女平等、報道の自由、大学ランキングなど
多くの分野で、すでに日本は先進国から脱落したと、
様々なデータをもとに指摘する点です。

病気の治療や投薬方針を決めるためには、
適切な診断、現状分析が欠かせません。

しかし政府の国会答弁を聞いていると、
自分たちの正当性ばかり、無謬性ばかりを主張し、
日本の今を直視する内容にはなっておりません。

これでは正しい処方箋を書くことはできません。

私は兪炳匡さんのプランBにも注目していますが、
その前提となる日本の現状認識もとても大事なものだと感じています。

真っ当な現状認識から日本の将来を構想しなければなりません。

2)再エネ100%

アメリカのアップル社が取引先に対し、
2030年までに再生可能エネルギー100%という条件を提示しています。

つまり、部品の生産や組み立てにかかる電力には、
石炭などの化石燃料を使わないよう求めたのです。

この中に原発が含まれているのかどうか、
その詳細をまだ承知しておりませんが、
取引の前提として再エネ100%を求めるとは、
今後の企業の方向性として重要なポイントです。

今後、こうした企業が多くなるものと思います。

3)あれやこれや

国会議員の色々な発言が報じられています。

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細田博之衆議院議員:
(沖縄のコロナ対策に関連し)
緊急事態だとかまん延防止とか、
そんなものに頼ったって全然ダメ。効果ありません。
国の政策に頼るなんて沖縄県民らしくないじゃないか。
頼りにならないような国の政策なんか頼りにしたって、
このコロナは対策が講じられない。
国がなんとかしてくださいなんてことを言わないで済むようにしてほしい。
それが沖縄県を愛する私の心、気持ちだ。

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山谷えり子参議院議員:
(性自認に関連し)
体は男だけど自分は女だから女子トイレに入れろとか、
アメリカなんかでは女子陸上競技に参加してしまって
ダーッとメダルを取るとか、ばかげたことはいろいろ起きている。

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この発言の場にいたわけではありませんので、
どんな文脈でこれらが行われたのか軽々にコメントはできませんが、
字面を見る限りは、色々と気になる点の多い発言です。

今日は上弦の月です。

今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。

===2021.5.20===

  
  

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