徒然日記

21年6月12日 その5041『逢坂誠二 の徒然日記』(6738)

昨夕、帰函し、今日は地元活動です。

国会も地元も全力投球です。

1)病院船

昨日、私も提案者となった
「災害時病院船整備推進法案」が
参院本会議で可決成立しました。

今後、この法律に基づいて法制上の
必要な措置などを政府が講ずることになります。

単なる要望ベースではなく法に基づいて
病院船などの整備が進むことになります。

今回の法律の制定に当たっては、
多くの皆さんのご支援を頂きました。

本当に有り難うございます。

もちろん病院船などの整備は
簡単なことではありません。

コロナ禍によって日本の医療の
脆弱性も明らかになっています。

日本の医療全体の底上げと合わせて、
病院船などの整備を進めて参ります。

2)入学金の納付時期

 現在、日本の大学入学金の納付期限には学校ごとに違いがあります。

そのため、いわゆる第一志望校の合格発表日よりも、
早く納付時期設定されている大学については
第一志望校に合格すれば入学はしないのですが、
万が一、第一志望校に合格できなかった場合に備え
入学金を払う必要があります。

このケースについて、全国大学生活協同組合連合会が
2020年度の大学新入生の保護者を対象に行った調査(約2万人回答)によれば、
入学しなかった私立大に支払った入学金などの
納付金は平均29万4千円とのことです。

6月3日に丹羽秀樹文部科学副大臣に
この件に関する要望書を提出した有志の会が、
都内大学を対象に実施した調査によれば、
2月中に入学金納付期限が到来する入試方式が42%にのぼると言います。

仮に、この状況の中で、3月に合格発表のある大学を第一志望とした場合、
入学しない大学に入学金を払うのが難しい受験生は、
当該42%の大学を受験の選択肢から外さざるを得ない可能性が高くなります。

入学しない大学にも入学金を払わざるを得ない今の仕組みが、
受験生の選択肢を狭めており、教育の機会均等を奪っているとも思われます。

このことは、とりわけ低所得世帯においては深刻であり、
進学のチャンスすら奪っているともいえます。

一昨日、こうしたことについて、有志学生の皆さんから要望を受け、
その内容を昨日、質問主意書として政府に提出しました。

この件に限らず、今の日本は所得による教育の格差が広がっています。

この格差是正のため力を尽くします。

今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。

===2021.6.12===

  
  

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