徒然日記

22年11月11日 その5557『逢坂誠二の徒然日記』(7254)

いつもよりも2時間近く早く目が覚めました。
寝る前に見た葉梨法務大臣の記者対応や委員会映像の影響でしょうか、眠りが浅く早く布団を抜け出ました。
夜明け前の気温は 9度。空に多少雲がありますが、全体として晴れの雰囲気です。
月のそばには火星が輝いています。
日中は19度の見込みです。1)葉梨大臣は即刻辞任すべき
こんなことに時間を取られたくないのですが、
昨朝の官邸での葉梨大臣の記者対応を見ました。
やはりこの方は大臣を続けるべきではありません。
記者の前で、ご自身の問題発言のテープ起こし原稿を読み始めたのには驚きました。
その姿を見ていると、葉梨大臣は本音ベースでは、
あの発言は悪くないと思っているように感じます。

==以下、葉梨大臣の該当箇所の発言==
だいたい法相というのは、朝、死刑のはんこを押しまして、それで昼のニュースのトップになるというのはそういう時だけ、という地味な役職なんですが、今回はなぜか旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の問題に抱きつかれてしまいました。ただ抱きつかれたというよりは、一生懸命その問題解決に取り組まないといけないということで、私の顔もいくらかテレビに出るようになったということでございます。

外務省と法務省、票とお金に縁がない。副外相になっても全然お金がもうからない。法相になってもお金は集まらない、なかなか票も入らない。
==以上、==

葉梨大臣と記者のやり取りを見ていると、「一部を切り取られた」ことに言及しています。
上記は、該当発言の切り取りではなく全文です。やはり全文を読んでも、すべき発言ではありません。
昨朝の段階で記者には、発言を「撤回しない」と発言したのにも唖然としました。

岸田総理は、葉梨外務大臣を留任される意向を明言しました。また今日から総理は外遊となります。
一方、法務省関連の法案(民法、裁判官の給与法)のことを思うと、
外遊前に葉梨大臣問題にケリをつけなければ、今後の審議日程に大幅な影響がでかねません。
衆院では、今日9時から法務委員会の予定ですが、こうした発言をする大臣とまともな質疑になるとは思われません。

2)規制委員会の暴走?
原子力発電所の運転期間(原則40年)は、 規制委員会所管の炉規制法で決められています。
今回、規制委員会は、エネ庁の要請に応じて、炉規制法からの40年規定を抜き、
運転期間のあり方を含め、エネ庁所管の法律で規定することを容認しました。
規制委員会の言い分は、運転期間は利用政策だからエネ庁が決めるべきとの考えのようです。

その根拠は、令和2年の規制委員会の以下の見解だと言います。
====
発電用原子炉施設の利用をどのくらいの期間認めることとするかは、
原子力の利用の在り方に関する政策判断にほかならず、
原子力規制委員会が意見を述べるべき事柄ではない。
====

確かに科学的技術的に厳格に運転期間を決めるのは難しいと思います。
だからこそ政治の判断、議員立法で40年という利用規制を決めたのです。
しかも今回、意見を述べるべき事柄ではないとの見解に反し、
運転期間に関してはエネ庁が決めるべきことを容認、
つまり運転期間に対する考え方を表明したのです。
昨日、山中委員長に質問しましたが、意見を述べるべき事柄ではないと言いつつ、
自分が意見を述べていることの矛盾に気づいていないようです。
規制委員会の暴走が始まっています。これでは規制と推進が一体化する、2011年以前の悪夢のスタートです。

さあ今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2022.11.11===
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