徒然日記

22年12月12日 その5588『逢坂誠二の徒然日記』(7285)

昨日は、道連の用務のため日帰りで札幌に行きました。夜遅い便での上京、さらに飛行機が遅れたため、就寝時刻も遅くなり、今朝は完全に寝不足です。帰宅時に降っていた雨は上がり、夜明け前の今、空の雲も少なめです。西の空に月が輝いていますが、地平線近くの火星は見えません。気温は5度。日中は晴れ、気温11度の予報です。

1)防衛力の議論は増税よりも中身が先
防衛のあり方に関する議論が色々と進んでいます。防衛力というのは、時代とともに、当然、変化しなければなりません。有効に機能する防衛力であるか否かを、常に点検する必要があります。もちろん憲法の範囲内、専守防衛を前提とする防衛であらねばなりません。その範囲をこえる必要があるならば、当然、憲法を改正した上で実施しなければなりませんが、憲法の3原則の一つである「平和主義」をしっかりと貫くことが必要だと私は考えています。
最近、強く違和感を覚えていることがあります。それは日本にどのような防衛力が必要なのか、その中身の議論もせずに金額だけが一人歩きしていることです。特に増税か、国債かの議論は、私の感覚では異常にも感じます。まず防衛力の中身の議論が必要です。その上で、財源調達は、防衛に限らず、以下の三つの観点が必要です。既存予算の見直しをすること。 国債を発行すること。増税をすること。この三つが財源確保の常道です。長い年数に渡って後の世代も使うものは国債でも良いかもしれません。人件費など経常的に必要な経費を国債で賄うのは、一般論として不適切です。いずれにしても、まず中身の議論をした上で、財源の議論をするのが筋です。
岸田総理が、まず増税に言及したのは、全くの的外れな議論です。しかも復興特別所得税を転用する議論もあるようですが、これは国民を欺く以外の何ものでもありません。復興特別所得税は、東日本大震災からの復興に使うために2011年に創設されました。税額は所得税額の2.1%で、 2013年から2037年までの25年間課税されます。住民税にも2023年まで復興特別税として千円が上乗せされています。この復興に使う税を転用するのは騙し討ちです。

さあ今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2022.12.12===
逢坂誠二の公式LINE からご意見をお寄せ頂く場合は以下から登録をお願いします。
lin.ee/eDi8g6I

  
  

皆様のコメントを受け付けております。

記事に投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です