徒然日記

23年2月2日 その5640『逢坂誠二の徒然日記』(7337)

夜明け前の都内、気温は3度、空に多少の雲があり、星は見えません。少し風も吹いていますが、悪天候ではありません。夜明けから日中は、晴れの見込みです。日中の気温は10度です。

1)予算委員会3日目終了
委員会冒頭の3日間の基本的質疑が終わりました。この3日間は、総理をはじめ全閣僚が出席する極めて貴重な質疑の機会です。 1、2日目は、HNKでの生中継もありました。この審議を通じ感ずるのは、総理が何も説明しないということです。
防衛費をGDP比2%、これまでの予算をほぼ倍増させることを政府は提案しています。なぜ2%なのかをはじめ増額予算の内訳を語ることはありません。一方、防衛費増の歳入、つまり財源内訳は、多少、詳しく説明しています。
歳出改革:1兆円強
決算余剰金:0.7兆円
防衛力強化資金:0.9兆円
増税: 1兆円強

さらに増税1兆円強の内訳は、以下と見られています。
法人税:7000億~8000億円
たばこ税: 2000億~3000億円
復興特別所得税:2000億円

反面、異次元の子育て対策については、ほぼ何も喋っていません。岸田総理は少子化対策は、内容の具体化に取り組むと繰り返すばかりです。どんな検討をしているのかなどを説明しなければ議論は深まりません。子ども子育て予算を倍増することも表明していますが、どんな財源でいつまでに行うのかについては全く言及しておりません。
今の時点で明らかになっているのは次です。「(消費税については)当面触れることは考えていない」「各種の社会保険との関係、国と地方の役割、高等教育の支援の在り方など、様々な工夫をしながら、社会全体でどのように安定的に支えていくかを考える」
これから読み取れるのは、社会保険料、地方負担を増加させることでしょうか。最後の「社会全体で安定的に支える」は、一般的には消費税を指し示すことが多い言い回しです。消費税には、当面、触れないこととされていますおりが、最終的には消費増税が念頭にあるのではないかとと思います。
3日間の国会議論で明らかなのは、少子化対策予算の確保は後回し、防衛予算の確保が先行し、いずれの政策の内容は不明、そんなところです。岸田総理の丁寧な説明とは、「丁寧な説明」という言葉を繰り返すことのようです。
今日からは一般的質疑です。財務大臣が必ず出席しますが、他の大臣も呼ぶことができます。他の委員会では、複数の大臣を呼ぶことは簡単にはできません。総理も出席しない、TV中継もありませんが、他の委員会と違う、貴重な機会であることに変わりはありません。

さあ今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2023.2.2===
逢坂誠二の公式LINE からご意見をお寄せ頂く場合は以下から登録をお願いします。
lin.ee/eDi8g6I

  
  

皆様のコメントを受け付けております。

記事に投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です