徒然日記
23年4月2日 その5699『逢坂誠二の徒然日記』(7396)
昨日は、党の政策宣伝車に乗って池田まき知事候補への投票を呼びかけています。早朝に函館を出発し、今金を皮切りにせたな町、八雲町熊石、乙部町、厚沢部町、江差町を訪問しました。午後は、高橋とおる道議候補の選挙カーに同乗して応援です。今日も朝から党の政策宣伝車に乗車して池田まき知事候補への投票を呼びかけます。
1)異次元の少子化対策再考
一昨日、政府の異次元の少子化対策のたたき台が発表されました。我々が以前から提案し、指摘していた対策が多く盛り込まれています。その意味では、一定程度評価したいのですが、10年以上前の与野党3党で合意した保育士の配置基準の見直しが、やっと今回の対策に含まれるなど、取り組みが遅すぎるのは言うまでもありません。
日本の少子化の一因は、望む方が結婚できない状況にあることです。具体的には、若い皆さんの職が不安定なことと、収入が少ないことです。この点、私が予算委員会で2度指摘したことは、先日も書きました。今回のたたき台にも「所得や雇用への不安等から、将来展望が描けない状況」と分析し、「若い世代の所得を増やすことが必要」としています。やっとこれに言及したかという気持ちなのですが、政府は、真剣にこの問題に取り組もうとしているのか、本気度が見えません。
非正規を増やし、職の不安定な状況を生み出し、賃金の低い状態を作ったのは、今の政府与党にほかならないのですが、それに対する反省や言及が全くありません。今まで自分たちが行ってきた政策をキチンと評価した上でこそ、次の適切な対策が生まれるものと思います。この点を曖昧にしていると、中途半端な対策にしかならない感じがします。
対策の方向は次の3 点です。職を安定化する(望む方が非正規から正規へなれることなど)、買う力を高める(賃金を上げる、教育費など必要経費を下げる)、所得に応じた適切な税制にする。この方向に沿って具体的な政策を立案する必要があります。
また以前から指摘している通り、異次元の少子化対策の財源が決まっていないことは、最大の問題点です。
さあ今日も ブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2023.4.2===
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lin.ee/eDi8g6I
こんにちは。
一歩前進ですね。
―――(引用)――――――――――――――――
一昨日、政府の異次元の少子化対策のたたき台が発表されました。我々が以前から提案し、
指摘していた対策が多く盛り込まれています。その意味では、一定程度評価したいのですが、
10年以上前の与野党3党で合意した保育士の配置基準の見直しが、やっと今回の対策に
含まれるなど、取り組みが遅すぎるのは言うまでもありません。
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提案型野党も結構ですが、マスコミはこの成果を、岸田自民党政府の成果として
報道します。自民党の選挙対策です。
先日、泉代表が、またまたチョンボ。見方を背中から撃つ愚かな決定をしました。
小西氏の「サル」発言は、猿芝居の憲法審議会に実態を言い当てったもので、
間違ってはいません。間違ているとしたら、「サル」という言葉でしょう。
それに対し、何も思ったか、泉氏は更迭の対応。間違いです。危機管理の下手さ
加減は民主党以来、延々と続いていますね。小西氏の発言は武市氏の様に嘘を
言ってるわけでも、公人としてはあるまじき事ですが、公文書が偽物であると
言っているわけでもありません。武市氏の場合は、真面な政党なら更迭です。
(その武市氏すら、首相は庇っています。彼我の違いは、大人と子どもの違い)
小西氏の場合は、厳重注意程度で留めるべき。なぜなら、罷免や更迭は、
明らかな、公人としての資格を書く行為、あるいは違法行為、過失による
事故・事件が発生たし際、責任の所在を明確にするために果断に行うもので、
小西氏の場合のように、表現の拙さのみの行為に対し行うものではありません。
危機管理すら真面に出来ない党首を頂く政党が政権を取ることはないですし、
与党の用意した掌の上で踊るのが落ちでしょう。成果は全て与党のものとなり、
負の側面は「野党が賛成した」からと言われます。
余談ですが、憲法改正により国民が塗炭の苦しみに追い込まれた時、
「あの時、野党が賛成しなければ、こんなことに名貼らなかったはずだ」と
言われることが無いよう、野党幹部は、しっかりとした意思表示を常に
心がけることが必要だろうと思います。自民党は、マスコミを使って、
必ずその様な言説を流します。お気をつけください。
うらべ
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