徒然日記

異次元の少子化対策の財源/逢坂誠二 #7629

【23年11月21日 その5932『逢坂誠二の徒然日記』#7629】 昨夜の帰宅時、寒さに震えつつ歩いていたのですが、東の空には大きくオリオン座、西には半月一歩手前の月、心が癒されました。夜明け前の今朝、東に金星が見えていますが、月もオリオン座ももう見えません。朝の気温は5度。日中は晴れで、17度の予報です。
今日、明日、さらに1日置いて、24日、衆院予算委員会です。
1)異次元の少子化対策の財源 岸田総理は、異次元の少子化対策を進めると言いますが、未だにその財源は不透明なままです。今の時点で、伺い知れるところと、その問題点を考えてみます。
a)徹底した歳出改革 b)既存予算の活用 c)社会保険の賦課徴収ルートを活用する支援金
岸田総理は、この3点で少子化対策の財源を確保すると言っています。
加えて、次のことも言っています。
*実質的に追加負担を生じさせない *こども・子育て関連予算充実のために増税は行わない *2028年度までに安定財源を確保する *それまでの間は、こども特例公債(つなぎ国債)を発行
p1)国民が追加負担をせずに3.5兆円を本当に確保できるのか 税や社会保険料負担だけではなく、利用者負担も増やさないという意味も含まれているのか不明です。利用者負担が増えるなら追加負担をしたことになります。
p2)歳出改革は可能か 来年度は「診療報酬、介護報酬、障害サービス報酬」のトリプル改定年です。物価高の中、事業者の皆さんは、プラス改定を望んでいます。仮にマイナス改定すれば人材の確保にマイナスになる可能性があります。
p 3)既存予算の活用とは、他の何かの予算を削減するという意味なのでしょうか。それならば何らかのサービスが低下することになります。
p 4)医療保険制度は給付と負担が一対が原則 少子化対策に保険料を拠出するのは、医療保険の保険給付とは無関係で社会保険の原則を逸脱しています。(後期高齢者医療制度の高齢者支援金は、医療制度全体の広義の財政調整の仕組み。)
今時点のわかる範囲の中では、国民負担を増やさずに少子化対策の財源を確保するのは至難の技に見えますし、医療保険料への上乗せは、社会保険制度を無視し、単に徴収し易いところから徴収する姿勢がありありです。
さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。 ===2023.11.21===
ネットによる個人献金はこちらです。 go2senkyo.com/seijika/123556
  
  

皆様のコメントを受け付けております。

  1. 安藤元議員のyoutube配信で逢坂議員が緊縮財政の超党派議連のメンバーであることを知り投稿します。
    こんな瑣末なことに脳内で四苦八苦している議論は大変残念です。
    コロナ禍で100兆出しても財政は破綻していません。子育て予算などグダグダ議論するより消費税を0にすればみんな楽になります。
    あなたがたのような真面目な顔した不真面目な議員が日本を破壊していると気づいていただきたい。たとえば5年間消費税を0にすれば経済は大きく上向くと思います。かかる経費はコロナで出したのと同程度の100兆円余り、必死に少子化対策や子育て政策考える必要なんてないと思いますよ。

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