徒然日記

国家の3要素/逢坂誠二 #7653

【23年12月15日 その5956『逢坂誠二の徒然日記』 #7653】 夜明け前の都内、路面が濡れていますが雨は降っていません。気温は7度。雲が広がり、これからも多少の雨になるようです。日中は、雨のち曇、10度程度の見込みです。
国会が終了すれば永田町は、多少静かな雰囲気なるのですが、今年はざわついています。議員会館の前にはテレビカメラが待ち構えるなどいつもと違う雰囲気です。
1)国家の3要素
*領土、領空、(そして領海) *その領域を独立して統治できる権限(主権) *国民の存在
これは国であることの3つの要素だと言われています。
日本は敗戦国であったこともあり、残念ながら完全な主権を持っているわけではありません。
通常、外国人が日本に入国する際は、国際空港などでパスポートなどの必要な書類を提示し、所定の入国手続きを行なうことが求められます。ところが米国軍人は、このルールに縛られないことが認められているのです。根拠は、日米地位協定第9条です。同条2項に、「合衆国軍隊の構成員は、旅券及び査証に関する日本国の法令の適用から除外される」との規定があります。
これは一例ですが、主権国家としての独立性の一部が制限されているのが日本の現実です。私は、時間はかかるでしょうが、日本が真の主権国家になるべきだと思っています。
領土、領空、領海は、国家の一つの要素ですが、最近はこれに加えて、サイバー、情報空間も国家の重要な要素だと私は考えています。
サイバー空間、情報空間とは何かを定義するのは、難しさがありますが、今は、情報空間を占拠されたら、国家としての機能を大きく失ってしまいます。その意味で、サイバー、情報空間も国家の重要な要素だと私は捉えています。
2014年、ロシアがウクライナに軍事介入し、クリミアを併合しました。この時、ロシアが行ったのは衛星通信やレーダーを遮断したり、重要インフラにサイバー攻撃を仕掛けたりしてウクライナ社会を攪乱させたのです。これによって圧倒的な有利な状況の中で、クリミアを併合しています。情報やサイバー空間の重要さが、よく分かります。
さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。 ===2023.12.15===
ネットによる個人献金はこちらです。 go2senkyo.com/seijika/123556
  
  

皆様のコメントを受け付けております。

記事に投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です