徒然日記

八代亜紀さん/逢坂誠二 #7684

【24年1月15日 その5987『逢坂誠二の徒然日記』 #7684】 夜明け前の函館、強い風が吹き、雪が舞っています。朝の気温は氷点下5度程度ですが、日中はさらに下がって氷点下7度の真冬日です。夕方まで雪、それ以降は晴の予報です。
1)八代亜紀さん 歌手の八代亜紀さんが亡くなられました。心から哀悼の誠を捧げさせて頂きます。
昨朝のサンーデーモーニングで、元村有希子さんの次の発言に色々な意味でハッとさせられました。
「(八代亜紀さんの)訃報に接して、私、八代亜紀さんのファンだったと気づいた」
私の八代亜紀さんのイメージは、テレビ「8時だよ全員集合」とラジオ「いすゞ歌うヘッドライト〜コックピットのあなたへ〜」でしょうか。特に歌うヘッドライトの印象が強烈です。
中学生の頃、夜の早い時刻に就寝、午前1時に起床して勉強、午前5時からヤクルト配達。
こんな生活をしていました。私の場合は一夜漬けではなく、朝漬け勉強でした。
起床時刻を午前1時にしたのは、ラジオのパックインミュージックやオールナイト日本を聴くためです。(勉強よりもラジオのウエイトが高かったかもしれません。)
パックインミージックは午前1時から3時までの第1部、午前3時から5時までの2部制の番組。
その頃の私は、日本の歌はあまり聞かず、カッコつけて洋楽ばかりを聞いていました。
ところが私が中学3?年の時に第2部が廃止されて、新しく始まったのは「いすゞ歌うヘッドライト〜コックピットのあなたへ〜」という番組でした。
対象リスナーは、深夜から早朝にかけて働くタクシーや長距離トラックの運転手さん。パックインミュージックの雰囲気とは全く違う番組で、何となく残念な気持ちでした。
しかしその中で、印象的だったのは八代亜紀さんでした。当時、トラック運転手さんのアイドル的存在だったのでしょうね。ひと耳聞けばすぐ八代さんと分かる、しゃがれた声というのでしょうか、それが独特でした。
特に私は八代さんが好きというわけではなかったのですが、今回、訃報を伝えるニュースなどで八代さんの曲がかかります。どれもこれも覚えていますし、とても懐かしく感ずるのです。そして改めて八代さんの歌を聞き返すと、八代流の独創性に驚かされます。 岡林信康さんの「山谷ブルース」も八代さんが歌うと、他人の歌ではなく完全に彼女の歌になっています。
まさに元村さんが言う「訃報に接して、私、八代亜紀さんのファンだったと気づいた」、こんな感じなのです。
合掌。
さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。 ===2024.1.15=== 逢坂誠二への個人献金はこちらです。 ohsaka.jp/support/donation.html
  
  

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