徒然日記

株価暴落/逢坂誠二 7888回

昨朝、札幌での用務対応を行い、都内入りしました。今朝の都内は雲が広がっていますが、午前は晴れる見込みです。朝の気温は27度、日中は34度の見込みです。夕方には帰函します。

今日は広島原爆の日です。

1)株価暴落
昨日の東京株式市場で日経平均株価は前週末比4451円(12%)安の3万1458円で終え、過去最大の下げ幅です。下落率でも歴代2番目です。2024年に入ってからの上昇分は8月初頭ですべて帳消しです。

しかしこうし事態が起こるのは、ある程度予測の付いたことでした。この間の株高は、日本経済の真の実力というよりは、マイナス金利、異次元の金融緩和、株式市場への公的資金の投入などによって演出された側面が強いのです。私からは、張りぼての経済、株価に見えていました。今回は、今までの金融緩和等がもたらした円安・株高バブルの空気が抜けているのです。

報道などでは、これで底値と見ている向きもあるようですが、そこはまだ分かりません。貯蓄から投資へと政府は誘導していますが、投資には今回のようなリスクがあることは当然のことです。

アベノミクスを早く切り上げてもっと早く正常化していれば、円安・株価バブルも小さくて、今回のようなことは起きなかったはずです。

株価の大きな変動によって、利益失った人と利益を得た人で明暗が分かれたのは当然ですが、株に投資をしない人は、物価高によって広く所得が吸い取られたのだと思います。

昨日のまでの段階で、政府・日銀が何かの手を打ったのかは見えません。再度の金融緩和等の余地がないことを、市場は見越しているのかもしれません。

モノの売上が伸びないのに円安や株高で利益の出る経済よりも、真にモノが売れて利益の出る経済を指向しなければなりません。

さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。
【24年8月6日 その6191『逢坂誠二の徒然日記』7888回】

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