徒然日記

満足度調査は本当?/逢坂誠二 7895回

昨日は、台風の影響で街頭おしゃべり会を途中で切り上げました。台風は温帯低気圧に変わりましたが、午前5時前、函館はまだ雨が降っています。今後も雨に対する警戒が必要です。朝の気温は24度程度。日中は27度程度になる見込みです。

1)満足度調査は本当?
8月9日、内閣府が「満足度・生活の質に関する調査報告書 2024」を公表しました。

満足度を0~10点で評価してもらったところ、全体平均は5.89点(前年比0.1ポイント増)と過去最高を記録したとのことです。これは3年連続の上昇です。

生活満足度を分野ごとに見ると、「家計と資産」に関する女性の満足度が全ての年齢層で前年と比べ上昇し、39歳以下の男性では「子育てのしやすさ」「家計と資産」など多くの分野でアップしていると報道されています。

実施時期は、今年2月。約1万人を対象にしてインターネット調査を行い、うち約5千人は昨年調査からの継続サンプルとのことです。

この結果は、本当なのでしょうか。にわかには信じられない内容です。

一昨日、昨日と2日続けて、函館市内の街頭で、多くの皆さんの声を聞かせて頂きましたが、決してそのようなことを感ずる雰囲気ではありません。直接、私と話をしないまでも、目の前を通りすぎる皆さんの姿を見ても満足度が高まっている印象はありません。

現実に、私の事務所へも生活困窮に関する相談が増えています。この調査の2月時点では、実質賃金も下がり続けていましたので、こんな結果が出るのは信じ難いことです。

内閣府は、6年間で過去最高と胸を張っているようですが、国民生活の現実が見えていないようです。調査のあり方などを再検討すべきです。

さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。
【24年8月13日 その6198『逢坂誠二の徒然日記』7895回】

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皆様のコメントを受け付けております。

  1. こんにちは。

    満足度調査、どうやら安倍政権以来、官僚たちは恣意的に
    統計値をいじる癖がついてしまった、それがどれほど罪深い事か、
    自覚すらしてないように見受けます。「末法の世」とはこのことか
    とすら考えてしまいます。

    公文書管理の在り方には、是非とも、こうした統計弄りが起きない
    ための、あるいは起きた時の事の次第の究明を行う是体的仕組みが
    必須ですね。

    うらべ
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