徒然日記

1月25日 その1098『逢坂誠二の徒然日記』



昨夜、今金からの帰宅が遅かったため、
今日は函館で朝を迎え、
朝一番の便で都内入りする予定です。

地元での久々の平日月曜の朝です。

1)新春の集い
昨日日中は江差で、夜は今金で、
新春の集いを開催しています。

いずれの会場も、忙しい中にも関らず
大勢の皆さんに参集いただきました。

政治と金の問題について、
早くケリをつけて欲しいとの声が出される一方で、
信じているから頑張れとの声も寄せられています。

またせっかく良い政策をやったり、準備をしているのに
地域にはそれが伝わっていないから、
もっとPRを工夫したほうが良い
とのアドバイスも数多く頂きました。

さらに数多く懇談をしたいとか、
地域振興のためにアドバイスが欲しい
との声も数多く聞きました。

地域が甘えるから、
補助金は止めて地域に緊張感を持ってもらうべき
との意見もありました。

これら意見のほか、一番多かったのが、
健康に気をつけて欲しいとの気遣いの言葉です。

地元にも数多く帰ってきてほしいし、
さらに東京でも精一杯仕事をして欲しいが、
体だけは壊すなと、暖かい言葉を頂いています。

地元の皆さんの暖かい心に、衷心から感謝しています。

2)食べ物
先日、釜石ラーメンについて書きました。

あんなこと書いておきながら、
わが身を振り返ると
最近は単に空腹を満たすだけ、
単に栄養を摂取するためだけに
食事をしていることに気づきました。

楽しむために、食事をすることがないのです。

あるいはあらかじめ、
目的を持って食を目指すことがありません。

単に食事の時間になったから流し込んでいる、
そんな傾向ばかりです。

残りの人生の中で、
あと何度食事の回数があるかわかりませんが、
もっと食事の時間を大切にしなければいけないと感じています。

3)ある日函館
仕事柄、地域づくりの相談を受けることが多々あります。

そんな相談を受ける場合、
ほとんどの相談者が
自分の地域を愛していないことに気づかされます。

自分の地域を何とかしたいと
強く願っているのは良く分かります。

しかし、自分の地域を好きじゃ無さそうなのです。

好きじゃないばかりか、
逆に地域の悪いところ嫌なところばかりを話すのです。

これじゃ地域は良くなりません。

まず地域を良くするための第一歩は、
自分が自分の言葉で地域を語れるようになることです。

もちろん地域には、良いところばかりではありません。

悪いことだってたくさんあります。

しかし、その悪いところも含めて地域を自分の言葉で語り、
あらゆる地域の特徴をプラスにとらえる想像力が必要です。

次にそのプラスを、
どうすれば伸ばすことができるか、
どうすれば他の方々に知っていただくことができるか、
そう考えることなしに、良い地域づくりはあり得ません。

つまりアバタもエクボ、地域を愛する視点が、
地域づくりには必須なのです。

自分たちが地域を愛することなしに、
良い地域づくりはあり得ないのです。

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先日、函館大妻学園理事長の
西野鷹志さんが『ある日 函館』という本を出版されました。

ライカで撮影された一枚の白黒写真に、
短いエッセーが添えられています。

全部で48枚の函館にまつわる写真と
48本のエッセイで構成された文庫サイズの本です。

書店では何気なく見逃してしまいそうな存在ですが、
内容は濃厚です。

西野さんが地域や人を、
そして時代を味わいつくしているのです。

地域づくりの前提になる、
地域を知る、地域を愛する精神に充ち溢れた
『ある日 函館』なのです。

今日は、これから都内に移動し、
委員会、本会議があります。

その合間を縫って、
地域主権政策などの打ち合わせも
数多く行われる予定です。

さあ、今日もしっかりと前進します。
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  2010・1・25 Seiji
Ohsaka

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皆様のコメントを受け付けております。

  1. 「まず地域を良くするための第一歩は、
    自分が自分の言葉で地域を語れるようになることです。
    もちろん地域には、良いところばかりではありません。
    悪いことだってたくさんあります。
    しかし、その悪いところも含めて地域を自分の言葉で語り、
    あらゆる地域の特徴をプラスにとらえる想像力が必要です。
    次にそのプラスを、どうすれば伸ばすことができるか、
    どうすれば他の方々に知っていただくことができるか、
    そう考えることなしに、良い地域づくりはあり得ません。
    つまりアバタもエクボ、地域を愛する視点が、
    地域づくりには必須なのです。
    自分たちが地域を愛することなしに、
    良い地域づくりはあり得ないのです。」

    逢坂様、その意見 ↑ 
    大賛成です。
    これ以上コメントできませんが、頑張ってください。
    イヤ、頑張りましょう。

    根があれば、飛び続けられます。

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