徒然日記
5月12日 その1165『逢坂誠二の徒然日記』
都内は今日も雲の多い朝です。
昨日は、予定されていた仕事以外に、
突発的な案件が舞い込んで、
官邸、内閣府、総務省、地域主権戦略室、
議員会館、本会議場、委員会室などを
行った来たりの連続でした。
政策の方針を決めると同時に、
各方面との調整に走り回っています。
この合間を縫って、
幾人かの来客とも面談をしていますが、
短い時間しか確保できず、
申し訳なく思っています。
1)粘菌
『粘菌 その驚くべき知性』という新書を読んでいます。
粘菌は、私が学生時代に実験の材料としていたものです。
この本では、
その粘菌の特性について説明しています。
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粘菌は、神経系もない、
単細胞のアメーバ―状の生物ですが、
時間の記憶を持っていたり、
知性があるかのようなふるまいをします。
また粘菌には、
迷路を最短ルートで結ぶという
こんな芸当もできるようです。
こんなことを分かりやすく解説しています。
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この本の著者は、
直接面識はないのですが、
なんと私の大学の講座の後輩でした。
しかも、指導教官も一緒。
さらに2008年度の
イグ・ノーベル賞も受賞しています。
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自分が学生時代に扱っていたテーマに
深く本質的に切り込んだ本を読んで、
かつての記憶が鮮明に蘇ります。
今の仕事には直接関係なさそうな内容ですが、
私の思考の原点は、
やはりこのあたりにあることを再認識しています。
しばらくはこの本を手元に置いて、
少しの間、繰り返し読み返しています。
素晴らしい本を著した、
中垣俊之先生に感謝、感謝です。
さあ、今日もしっかりと前進します。
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2010・5・12 Seiji
Ohsaka
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