徒然日記
8月20日 その1221『逢坂誠二の徒然日記』
今日は平日ですが函館
からの発信です。
函館市内は薄雲の広がる朝を迎えています。日の出は、あと十数分後です。今の
気温は22度。都内に比較すれば、実に過ごし易い爽やかな天候です。
1)山根繁先生
この春、函館中央病院元医院長の山根繁先生が、瑞宝中受章を受章しています。
6月には先生の受章を祝う会が行われましたが、私は、仕事の都合で、大変、残
念ながら出席できませんでした。しかし昨夜、山根先生とともに医療関係の勉強
会を開催しているメンバーが発起人となった少人数のお祝い会が開催され、私も
参加させて頂きました。
山根先生は整形外科医として大きな功績をあげると同時に道南地域の医療の充実
に貢献されました。こうしたことが評価されて今回の受章となっています。
私にとって、山根先生は特別の存在です。山根先生の御身内がニセコで医院を開
業されており、先生は幾度となくニセコを訪問されています。そんなことがあ
り、山根先生は小学生の頃からの私を知っています。また私が町長になってから
は、仕事の上でも繋がりが生まれ、大変お世話になったのです。加えて、函館に
転居以降は、こうした縁もあり、さらに大きなご支援を頂いています。
それだからこそ、山根先生の今回の受章は、我がことのように嬉しいことです。
6月のお祝い会には、是非、参加したかったのですが、それが叶わず誠に残念に
思うと同時に、先生にも申し訳なく思っていました。ところが昨夜、有志医師が
発起人となったお祝い会が開催されるということで、今回はギリギリまで日程を
調整して、何とか参加することができたうえ、直接、山根先生にお祝いの言葉を
伝えることができました。
お祝い会は、終始和やかな雰囲気の中で進み、終盤には山根先生と二人で、なん
と「大阪ふたりづれ」を歌わせていただく場面もありました。カラオケ好きの山
根先生は、この歌を、二人のテーマ曲だなんて話し、いつも私を盛り立てくださ
います。
また昨夜の会には、日ごろからお世話になっている多くの先生方も参加され、多
様な意交換ができ、貴重な帰函となりました。
山根先生の受章、改めて心からお祝い申し上げます。
2)海炭市叙景
映画『海炭市叙景」が、11月27日から全国に先駆けて函館市で先行上映され
ます。この映画は、函館市出身の芥川賞候補作家である佐藤泰志さんの同名小説
を映画化したものです。函館で、とっても良い映画を上映しているミニシア
ター・シネマアイリス代表の菅原和博さんら、多くの地元有志の頑張りによっ
て、今回の映画化が実現しています。12月上旬からは、渋谷ユーロスペースほか
全国60館での公開が決まっています。監督は熊切和嘉さん、出演は加瀬亮さ
ん、小林薫さんほかです。
小説「海炭市叙景」からは、函館の今と将来について、自死した佐藤泰志さんの
ある種の懸念が読みとれ、この小説は函館の未来設計図でもあります。
映画の公開を今から本当に心待ちにしています。
3)大雨被害
今月上旬の大雨によって、8区管内各地では、農作物や農業施設などに様々な被
害が出ています。こうした被害は、大雨直後には、必ずしも十分にその概要が分
かりませんが、時間の経過とともに被害の広がりが明らかになっています。関係
機関ととも被害状況を十分に把握し、対策について、走り回らなければなりませ
ん。
今日は、自治体学会で地域主権改革について議論するため佐賀県武雄市を訪問す
る予定です。
さあ今日も、しっかりと前進します。
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2010・8・20 Seiji
Ohsaka
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