徒然日記

8月25日 その1224『逢坂誠二の徒然日記』




都内は、既に気温28度になっています。

昨年、内閣に入って以来、平日になかなか帰函できずジレンマでしたが、昨日
は、午前中、函館市内で、懸案となっていた各種団体の皆さんと面談をしていま
す。短時間でしたが、極めて有意義な面談となりました。

1)司法修習生
2004年の裁判所法の改正により、司法修習生の給費制が、2010年11月から
廃止され、貸与制が導入されます。 これまで司法修習生全員に対して、給与が
支払われてきました(給費制)。これが、今年の11月から必要な者に対し生活資
金を貸し付ける制度(貸与制)に切り替わるのです。

給費制廃止と貸与制導入に日弁連は反対していますが、私もこの日弁連の意見に
賛成です。

昨日も地元の弁護士さん数名と懇談をしましたが、この制度が導入されると、お
金のある人しか法曹界で仕事ができない傾向がさらに強まる懸念を、改めて抱い
ております。

弁護士会の皆さんに聞きますと、試験・就職等のリスクや経済的負担の大きさが
敬遠されて、法律家を目指す人が減っているとのことです。現実に、法科大学院
適性試験の志願者数は、2003年と2009年を比較すると、大学入試センターでは4
分の1、日弁連法務研究財団では半分以下と、大きく減っているのです。また、
法科大学院への社会人入学者の割合は、5割弱(2004年)から3割弱(2008年)へ
と減少しているとのことです。

今回、給費制が廃止され、貸与制が導入されると、こうした傾向にますます拍車
がかかるおそれがあります。

弁護士会の皆さんとも連携をして、この導入に反対して参ります。

2)セメント
昨日、地元の太平洋セメント上磯工場の皆さんと懇談をしました。この懇談を通
して、私のセメントに対する認識が一変しました。セメントについて勉強する貴
重な機会を与えて頂き、太平洋セメントの皆さんに心から感謝しています。

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日本のセメント製造は、世界でも最高水準に効率化された中で行われていること

日本のセメント1トン当たり、450キロ、約半分もの廃棄物が使われ、セメン
ト製造はリサイクルの重要な一環を担っていること

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この二点、特にに地元の廃棄物処理において重要な役割を果たしているのがセメ
ント製造であることが理解できました。近日中に、工場現場を訪問・見学したい
と考えています。

3)情報公開法
昨夕、「行政透明化検討チーム」の最終会合が開催され、情報公開法改正の提言
と蓮舫大臣の考えをまとめています。情報公開制度や公文書管理制度は、私のラ
イフワークとも言える分野です。政権交代を実現して、まずこの問題に真正面か
ら取り組むことができ、本当に有り難く思っています。

== 提言の骨子 ==

・「国民の知る権利」の保障の観点を明示する

・公務員に加え懇談会等の民間人を含む発言者名も開示する

・首相は特に必要があると認めるときは、担当閣僚らに必要な措置を求めること
ができる

・開示期限を請求のあった日から14日以内に短縮

・開示請求の手数料を廃止

・裁判官だけが文書を確かめられる「インカメラ審理」の導入

・国会や裁判所にも情報開示制度導入の検討を促す

・独立行政法人等の対象法人の拡大を検討

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こんな内容になっていますが、まだまだレベルアップすべき部分も多々ありま
す。今後、今回の提言を踏まえて、法案化作業が進みますが、私個人としては、
さらなる改善点について、途切れることなく、検討を進めたいと思います。

それにしても、とりあず一つの山をこえたことは事実です。本当に安堵していま
す。

4)代表選挙
民主党の代表選挙に向けて、色々な情報が飛び交っています。政治は権力闘争の
側面があるのは当然ですから、永田町、霞ヶ関、マスコミをはじめ各方面で、多
様な思いが交錯するのは理解できます。しかし、昨日も書きましたがその前提は
政策です。政策論のない権力闘争は、政治としての意味を持ちません。特に民主
党の代表選挙は、総理を選ぶ選挙ですから、このことを肝に銘じなければなりま
せん。

そういえば思い出すことがあります。

町長時代に、現職として自分の選挙を迎えたときのことです。同僚首長をはじめ
私自身も、現職であるにも関わらず選挙対策だけに奔走している姿は、有権者の
支持を得られないということです。自治体の選挙だとこうしたことは、一目瞭然
なのですが、国政になるとその当たり前の現実が、ちょっと見えにくくなってい
ます。

今日は満月です。しかも2010年中で、月と地球の距離が最も遠い日
(406,369?)となります。ちなみに最も近かったのは、1月30日で、
その距離356,740?でした。

さあ今日も、しっかりと前進します。
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   2010・8・25 Seiji
Ohsaka

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