徒然日記

1月24日 その1283『逢坂誠二の徒然日記』



昨夜、函館から都内入りしています。

久しぶりに昨夜9時頃から都内は弱い雨になりました。今朝の気温は4度程度と
のことです。

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今日から、最低でも150日間の通常国会が始まります。
(通常国会は、会期延長が一回のみ可能です。臨時国会、特別国会は会期延長が
2回まで可能。)

1)鳥インフルエンザ対策本部
昨日、宮崎県で高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が発見され、遺伝子検査の
結果、昨夜9時30分頃、陽性と判明しています。

このため昨夜10時30分から、官邸で、総理および関係閣僚が出席する鳥イン
フルエンザ対策本部の会議が開催されました。私は、総務大臣の代理として出席
しています。

会議では、鹿野農水大臣から状況報告と対策が発表され、その後、関係閣僚から
も対応策が示されました。総理からは、万全を期すよう指示がありました。

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この問題、今後とも厳しい監視と十分な対策が必要です。

2)統一自治体選挙
昨朝、函館市内で政治戦略会議と8区合選本部会議を相次いで開催しています。

4月10日、24日の統一自治体選挙の構図がほぼ決まり、決戦に向けて全力で
進まねばなりません。

3)鹿部での新春の集い
昨日、鹿部町で私の新春の集いを開催したところ、川村町長をはじめ、大勢のみ
なさんに参加頂きました。渡島選挙区から北海道議会議員選挙に立候補予定の笹
田浩さん、川村主税さんも出席し、みなさんに御挨拶をしています。

川村町長から、この間、私が取り組んだ仕事について紹介を頂くと同時に、最後
には政権への苦言も頂きました。私の挨拶では、政権の現状や日本の危機的状態
について説明し、民主党政権の役割りについて話をしました。その後、各テーブ
ルを回り懇談をさせて頂きました。郵政問題、スケトウダラTAC、少子対策、国
会審議のあり方など、多様なご意見を頂き感謝しております。

国会審議について、単なる揚げ足取りにしか見えないとの厳しい声がありまし
た。特に「今は与党や野党などと対立している場合ではない。国難を乗り越える
方策を与野党の垣根を超えて議論すべき」との強い意見があり、私もまったく同
じ思いであること話ました。

今日からの通常国会は、皆さんのこうした意見もしっかりと頭に叩き込んで臨む
こととします。

昨日の報道によれば、野党第一党党首が、「国会で民主を追い込む」などの発言
をしているようですが、昨日の意見は、こうした姿勢を強く批判する国民の声で
す。

集いの最後に、改めてTACの現状と見通しについて話をしました。会場からは
「頼むぞ」などの野次が飛び、この問題に対する不安と改善に向けての期待の高
さを強く感じています。

多くの皆さんのご参加に、心からお礼申し上げます。

4)地デジ
今日で、7月24日のアナログテレビ放送の終了まで、半年となります。

地デジ対応に向けた動きが終盤に入りますが、自治体や関係機関とも連携を図り
ながら、抜かりのない対応が必要です。

道南地域の地デジ化は、函館市新川町の(通称)デジサポ道南が、その普及支援
を行っています。報道によれば、函館、北斗地域で受信障害はほとんどないとの
ことですが、改めて状況確認をしなければなりません。また特に地形の複雑な郡
部地域の状態についても、さらにしっかりと状況把握を行い、7月24日には、
全世帯が円滑に、地デジに移行できるようにしなければなりません。

本日以降、総務省で道南地域の状況把握を行うと同時に、デジサポ道南にも訪問
したいと思っています。

4)Dylan
一昨夜、久々に少し大きめの音量で、Bob Dylanを聴きました。もちろん今も、
ディランの曲のほとんどをiPhoneに入れて持ち歩いていますが、外部スピーカー
を通して、大きめの音で楽しむのは久しぶりです。

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今回のアルバムは、78年の日本公演の模様を収録した『武道館』、さらに
『Street Legal』(78年)、『Slow Train Coming』(79年)の三作品で
す。

この頃の私は、高校三年生、そして浪人、大学入学、そんな時期でした。これら
のアルバムは、勉強もせずに(!)ホントに良く聞いたものです。浪人中、予備
校の寮には、(当然ですが)音源がありませんでした。そこで、札幌市内のRock
喫茶『ポット』に通って、『Street
Legal』を頻繁に聞いていました。(Rock喫茶なんて死語?)78年の日本公演
で初お目見えした「Is Your Love in Vain?」や「We
Better Talk This Over」など、どれもこれも好きな曲ばかりです。

マーク・ノップラーの参加した『Slow Train Coming』、これまた独特の良さが
あります。

オープニングの「Gotta Serve Somebody」、「Precious Angel」、さらにタイト
ル曲の「Slow Train」など、粒ぞろいです。「Man
Gave Names to All the Animals」は、淡々と歌い込む雰囲気がなんともいえず
好きですし、ラストの「When He Returns」は、ディランの唄い手としての凄さ
を感じさせる曲です。

『武道館』も、何度聞いたか分かりません。これに収録されている「Like a
Rolling Stone」、やっぱり良いですね。How does
it feel以下のサビの部分は当然、悪くありません。しかし、この武道館バー
ジョンの私にとっての聞きどころは、サビに至る前の部分です。数多くの単語を
早口言葉のように畳み掛け、しかし淡々と歌い続ける、これはきっとディランに
しかできない芸当で、何とも小気味よく感じます。

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ライナーノーツを改めて読み返してみると、随分と肩に力が入っていると感じま
す。ディランと言えば、何か批判的に評論しなければならない、そんな傾向があ
ります。それが随所に感じられ、逆にディランに振り回されている評論家の皆さ
んを、微笑ましくも感じました。ディランについて、あれこれ語ることは楽しい
ものです。しかし、ディラン最大の楽しみ方は、難しい理屈をこねくり回すこと
なく、あのパフォーマンスありのままを全身で受け入れることだと、私は思って
います。そうすれば、既存の評論や評価をこえたディランの才能や魅力が見えて
きます。

一昨夜は、久々に五感を全開して、ディランと全面対峙した貴重な時間でした。

さあ今日も、しっかりと前進します。
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   2011・1・24 Seiji
Ohsaka

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