徒然日記

2月11日 その1299『逢坂誠二の徒然日記』



昨夜、最終便で帰函の予定でしたが、税制調査会会合が入っ
たため、今朝の便で帰函です。

都内は今日、雪が積もるかも…、そんな予報が出ています。夜明け前の空は、そ
んな天候を予感させる雲の多い状態です。

1)税制調査会
政府与党で、税と社会保障に関し集中した審議が始まっています。

昨夜、これを受け、政府税制調査会でも、その議論をフォローするための懇談会
の開催が決まり、私もそのメンバーとして議論に参加します。

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社会保障を考える上で、当然、国の役割りは重要です。しかし、国だけで社会保
障が担えるわけではありません。実際のサービス給付をはじめ、制度の運用上、
自治体の役割りを欠くことはできません。国と自治体の両輪で、社会保障が機能
するのです。そのため、税と社会保障の議論をする際に、国と自治体の財源の振
り分け問題が当然議論となります。しかし、制度設計が明確にならない前に、こ
の議論が出来ないのも事実です。

今回の議論は、たぶん次の過程をたどるものと思われます。

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・社会保障制度の全体像を描く
・そのために必要な財源を検討する
・国と自治体の役割りを検討する
・その上で、国と自治体の財源のあり方を検討する

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こんな手順で6月までに、全体像が議論されるものと思われます。

自治体も国も、現状でも恒常的な財源不足状態ですから、制度設計全体像が出来
上がる前から、財源の分捕り合戦が始まりかねないのも事実です。その際、自治
体の側も単に財源が必要だと主張するよりも、自治体が考えるあるべき社会保障
の姿と合わせて財源問題を提起すれば、より説得力が高まるものと思われます。

今日は上弦の月です。

さあ今日も、しっかりと前進します。
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   2011・2・11 Seiji
Ohsaka

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