徒然日記
6月22日 その2129『逢坂誠二の徒然日記』
函館は雲が多めの朝だ。
昨日は帰宅が深夜になった。
夏至であることを認識する間もなく走り回った。
そのため今日はちょっと遅めの活動開始だ。
函館の日中の最高気温は、19度程度だ。
1)矢越岬
知内町小谷石港から福島町岩部間の観光遊覧船が、
先月、4年ぶりに復活した。
このニュースを新聞で知り、
いつか乗船したいと思っていたが、
昨日、その希望が叶った。
船を運航するのは、
『やごし本舗』代表の村田優さん。
村田さんは、小谷石出身。
学校卒業後、地元を離れていたが、
故郷の良さに魅かれてUターンした若者だ。
村田さんは、大自然という地域資源の魅力を生かし、
それを伝えたいと考え、
この観光遊覧を始めることにしたという。
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「義経」と命名された11人乗りの新造船(1トン)に、
救命胴衣を着けて乗り込こむ。
波のない、穏やかな小谷石港から
津軽海峡に出て、福島町岩部に向かう。
この区間は、海岸沿いに道路ない。
それだけに奇岩怪岩がつづく雄大な景色が見どころだ。
港を出ると、早速、村田船長のガイドが始まる。
小谷石集落の現況に始まり、
奇岩や潮流の解説、
矢越岬の由来、さらに花や鳥の話まで、
村田さんの話は多彩だ。
本来、海にはいないアオサギが生息する
紫檀島には驚いた。
村田さんは、アオサギは結構神経質だという。
確かに船が接近すると、
サギの群れが我々を威嚇するかのように空を飛び始めた。
昨日は、風もなく波も穏やかで、
津軽半島から下北半島もハッキリと見ることができた。
小谷石港から岩部のタタミ岩付近までの
往復18キロ、あっと言う間の90分だった。
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どんな地域にもその地域ならでは魅力がある。
それを地元の皆さんが、しっかり認識することが大切だ。
村田さんは、小谷石は本当に良いところだと言う。
特にUターンしてから、そのことを実感しているようだった。
地域を売り込むには、
まず地元の皆さん自身が地域を知り、
地域が好きであることが大事だと私は思っている。
村田さんからは、
そうした雰囲気がビシビシと伝わってくる。
これが地域づくりの出発点なんだと思う。
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この観光遊覧は、
『矢越海岸アドベン
チャーズ』と銘打ち、
10月末まで運航予定だ。
料金は1人3,000円・小学生以下は1,500円で、
2名以上から運航。(予約制)
予約・お問い合わせは
080-5582-0855(村田さん)まで。
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昨日は、本当に良い体験をさせて頂いた。
貴重な機会を頂いた村田さんに感謝、感謝。
今日は、正午から本町で、
引き続き函館駅前で街宣を行う。
その後も夜まで、密度濃い日程が詰まっている。
さあ今日も、しっかりと前進します。
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2013・6・22 Seiji Ohsaka
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