徒然日記

6月18日 その1424『逢坂誠二の徒然日記』



本来昨夜、帰函したかったのですが、
今週は税と社会保障の議論が大詰めを迎え、
21時前まで、その対応をしていました。

そのため今朝の便で帰函です。

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都内は、相変わらず今日も雲の多い朝になっています。
予想最高は22度程度。

今は雨が落ちてはいませんが、
夕方から降水確率が高まります。

1)税と社会保障
税と社会保障に関する議論が大詰めを迎えています。

昨日朝は、成案検討会合
午後は、党での議論、
夜は、地方六団体の皆さんとの調整、
こんな感じで、一昨夜の税制調査会に引き続き終日、
この問題に関わっていました。

しかし、党、政府の会合、いずれもの場面で、
議論不足などが指摘されています。

総理からは、
20日に決定との指示が出ていますが、
期限を目前にして、
政府内部からも、党からも色々な疑問点が湧き上がっています。

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・一定の結論を決めて議論を開始した雰囲気がある
・自治体とともに議論をしなかった

大いなる疑問が出される大きな要因は、
上記の二つだと、私は感じています。

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中間報告以降の党の議論、
政府税調の議論、
いずれにも共通することがあります。


成案決定過程の中で、
それぞれの会議体の役割が、
不明確なまま議論を開始したこと


一体何を決める議論なのかを
明確にしないまま、
議論を開始したこと

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このため、
論点が拡散し、まとめ難い会議になってしまいました。

もちろん、
とにかく消費税率を上げたいと意図する方には、
この方が都合が良かったのかもしれませんが、
この大問題に関し、
こんな不明確な議論で納得が得られるはずがありません。

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党の議論に関して言えば、
5月の中間報告に引き続き、
最終報告書を作成するというのが、
議論の通常の過程です。

しかし、政府がその過程をショートカットする形で、
成案(案)を出したのであれば、
その政府案に対する、
緊急意見書をまとめるというのが一つの手法です。

こうしたことを確認しないで議論したため、
何を「結論」とすべきなのかが不明確なまま、
「結論を出す、出さない」が議論となり、
今のところ会議としては捉えどころのない議論に見えてしまいます。

20日16時に、党の議論の場が再セットされましたので、
会議の役割、目的を明確にして、
再議論すべきです。

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政府税制調査会の議論にも似た側面がりますが、
こちらは一応の区切りが付いた形になってしまい、
今回のことによって
今後の税制調査会の位置づけ、
役割が不安定なものになる可能性があり懸念しています。

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今回の成案(案)作成過程では、
自治体の関与が極めて少なく、
議論の最終局面になってから、
その歪さが一気に噴き出しました。

13日の、法定後、初の国と地方の協議の場では、
自治体側から成案(案)について、
明確に反対が打ち出されました。

官房長官が、
「自治体の意見を良く聞いて」と議論を引き取り、
文案の修正に向け、様々な作業を重ね、
昨朝の成案(案)となっています。

この案を受けて、
昨夜、地方六団体の皆さんと、
意見調整を行っています。


当初案が酷過ぎたことを思えば、
昨朝の修文案はやっと当然の考え方が盛り込まれた


とはいうものの
まだ解釈の判然としないものがあり、
今後、国と地方の協議の場で、
十分な議論をする必要がある


この修文案の発表直後、
担当大臣から看過できない発言があり
こんな認識では、
修正後の成案(案)についても大いなる不信を持たざるを得ず、
今後の議論すら危うい

昨夜の調整会議全体は、
こんな雰囲気だったと私は認識しています。

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今朝は、これまでのことをまとめる
時間はありませんが、
とにかく丁寧に真摯に議論を重ねることが一番です。

その姿勢で、今後も対応します。

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今日は帰函後、8区常任幹事会、
その後、今回の震災によるホタテ養殖被害の現場で、
漁師さんから話を伺います。

夜は、知人の結婚披露宴に参加する予定です。

さあ今日もしっかりと前進します。
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   2011・6・18 Seiji
Ohsaka

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