徒然日記

4月27日 その2439『逢坂誠二の徒然日記』





昨夜遅く、所要のため、
レンタカーで大船渡入りをした。

夜明け前の気温は8度。

空には雲が無く、
岩手も函館と似たような雰囲気だ。

しかし昨夕、盛岡駅に降り立ったときは、
さすがに冬の厚手のジャケットが
鬱陶しいと感ずる気温の高さだった。

今日も岩手は、函館よりは、
若干気温が高くなるようだ。

1)メーデー
昨日は、函館市内千代台公園で開催された
メーデーに参加し、挨拶を行った後、
千代台、本町、梁川町付近を
1800人あまりの参加者の皆さんとともに、
行進させて頂いた。

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函館市の大間原発建設凍結訴訟を支持し、
できる限りの支援をすること


労働者が簡単に切り捨てられ、
人ではなく部品扱いされつつある


教育に政府の価値観が押し込まれつつあること


憲法解釈変更による集団的自衛権の行使容認など、
立憲主義が壊され兼ねない状況になっていること

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このような挨拶をし、
今年のメーデーは、
労働者には、
今までにない危機的な状況であることを強調した。

昨日は、この春一番ともいえるほどの良い天候で、
千代台公園の桜もほころび始めていた。

2)TPP
アメリカと日本のTPP交渉は、
やはり大筋で合意しているのだとの観測が強い。

しかし、あえて合意していない演出をしているのは、
今日の鹿児島での衆院補選への影響を避けるため、
との報道も一部に流れている。

だとすれば、それはあまりに姑息なことだ。

国民に全く情報も知らせず、
合意の到達度合いについても玉虫にする…、
これでは何のための、誰のためのTPPなのか、
全く意味が分からない。

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そもそもTPPとは、
どんな国家を目指して、
どんな国民のあり様を目指して行うものなのか、
その議論が全く欠落をしている。

経済活動が、企業活動がしやすいなどの、
雰囲気が見え隠れするが、
本当のところはどんなことになるのか、
総理が目指す国とは、具体的にどんな国なのか、
その本当の姿が全く見えていない。

経済活動が活発化すれば、
自動的に国民生活が良くなるような雰囲気が漂っているが、
必ずしもそうならないということも冷静に受け止めるべきだ。

あらゆる政策に対する深謀遠慮が欠落している。

昨日の盛岡から大船渡までの約100キロの道のりは、
随所で、満開の桜を見ることができた。

本来であれば、いくつかの場所で車を止めて、
ゆっくりと桜を眺めたかった。

もちろん運転中の車窓からでも、
山あいの集落のそこかしこに
咲き乱れる桜の競演を楽しむことができた。

しかしもう少し、目的のない時間のなかで、
地域や場の雰囲気を
じんわりと味わう時間も欲しいものだ。

今日も、しっかりと前進します。

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        2014・4・27
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