徒然日記

4月29日 その2441『逢坂誠二の徒然日記』





今日は、早朝5時からの会合に出席をす
る。

そのためいつもよりは、
30分早起きをして日記を書いている。

函館の空は、雲が多めだが、
雲の切れ間から晴れ間も見える。

今朝の夜明け前の気温は低い。

3度近くにまで下がっている。

1)自然エネルギー推進会議
小泉元総理、細川元総理の両氏が、
脱原発を目指す
一般社団法人「自然エネルギー推進会議」
を発足させることが報道されている。

発起人には、
作家の赤川次郎、画家の安野光雅、
哲学者の梅原猛、精神科医の香山リカ、音楽家の小林武史、
俳優の菅原文太、作家の瀬戸内寂聴、
日本文学者のドナルド・キーン、音楽評論家の湯川れい子、
福島県南相馬市の桜井勝延市長などが名を連ねている。

設立総会は、来月7日に都内での開催だ。

原子力政策を転換させるためには、
色々な立場の皆さんが、
こぞって参加する雰囲気作りが大切だ。

原子力以外の政策に対する考えは違ったとしても、
原子力に関して賛同できる様々な方々が、
大同団結することが必要だ。

その意味で、この推進会議が、
そうした役割の一端(すべては無理だが、)
を担うことができないか期待している。

来月7日の設立総会には、
日程が合えば私も出席したいと思う。

2)テレビも新聞も
私の感性が鈍ってきたのだろうか。

テレビのニュースは以前からだし、
最近は新聞の報道も
目線が釘付けになるものが少ない。

テレビニュースは、どれもこれも評価が短絡的だし、
決めつけるような論調が多い。

仮に決めつけるにしても、
キチンと説明した上でのことならまだ理解の余地はあるが、
最初から結論ありきの陳腐な解説が多い。

さらに最近のテレビは、
事実すら的確に伝えていないと思うこともある。

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新聞も同様だ。

一部の署名記事は、
身を乗り出して読みたくなるもののあるが、
総じて記事の説得力が乏しい。

事件事故、あるいは政策などに対する深謀遠慮が感じられず、
表面だけの薄っぺらな論調に終始することが多い。

こんな記事ばかりだと、
いずれ国民は、政治や政策に対して、
懐の広い、深い意見を持てなくなるのではないか。

平板な記事ばかりが増えるてしまうと、
国民が考えなくなるばかりか、
もう一つの危機が懸念される。

論調は正しくなくとも、
極端な分かりやすい考えに
耳目を奪われがちになることだ。

面白くない平板な記事の洪水の中では、
極端な発信が新鮮に見えたりするものだ。

その極端な記事の良し悪しを
十分に考えることなく受け入れるてしまう。

その結果、柔軟性が乏しく近視眼的な、
さらに全体主義的な世論が横行するのではないか。

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最近のニュースを見ていると、様々な懸念が多い。

今日も、しっかりと前進します。

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        2014・4・29
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