徒然日記
6月26日 その1432『逢坂誠二の徒然日記』
今日午前、都内で会合があるため、
昨夜、最終便で都内入りしました。
しかし、使用機材の函館空港到着が遅れたため、
最終便の離陸が50分近く遅延し、
結局、帰り着いたのは深夜近くでした。
そのため、ちょっと疲労の残る朝を迎えています。
都内は今日も雲が多く、いかにも梅雨らしい状態です。
ポツリと雨が落ちそうな雰囲気です。
予想最高気温は26度程度、
昨日よりも多少低めですが、
湿度は相変わらず高いようです。
1)歯科
昨日、医療関係者と懇談をしました。
歯科医療を取り巻く経済的な厳しさは、
以前から指摘されています。
このため2年前の診療報酬改定でも、
そのことに配慮する方向となっています。
しかし、厳しい財政の中で、
抜本解決にはなっていないのが現実です。
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昨日の懇談では、
歯科医院の少ないパイを、
歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士など、
歯科診療を支える職種間で奪い合う形となっていることが、
改めて強く指摘されました。
その結果、歯科医師自身もそうですが、
歯科衛生士、歯科技工士ともに、
厳しい環境の中で仕事をせざるを得ないのです。
さらに、その他の要因も重なって、将来的には、
歯科衛生士、歯科技工士ともに確保が難しくなり、
歯科医療そのものが危機的状況になるという、
深刻な可能性が指摘されました。
こうした状況を回避するために、
今何をすべきなのかについて懇談をしましたが、
必ずしも妙案がないのが現実です。
歯科関連に配分する診療報酬額を増やすことが、
もっと良い解決手法なのだとも指摘されましたが、
現在の厳しい財政状況を思うと、
それも簡単ではないことは、懇談の中でも暗黙知の雰囲気で、
まさに八方塞りの状態かもしれません。
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歯科を歯科単体で考えるのではなく、
その他の全身疾患と合わせた総合的な医療と捉え、
特に歯の健康を守る予防に力を入れることが、
体全体の健康を保持することになる、
こうした点も、今後、力を入れるべきことだとも指摘されました。
短時間でしたが、将来につながる、
極めて有意義な懇談となりました。
厳しい現状を打破するために、
さらに努力を重ねなければなりません。
2)高田屋嘉兵衛
高田屋嘉兵衛ゆかりの恵比寿さんを祭る神社が、
函館市内にあります。
昨日は、そこの例大祭で、私も参列し、
玉串を捧げさせていただきました。
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高田屋嘉兵衛(1769年 – 1827年)は、
江戸時代の廻船業者、海商で、
函館の北方漁業開拓の功労者です。
NHKでドラマ化をされた、
司馬遼太郎さんの『菜の花の沖』に嘉兵衛が描かれていますし、
函館市内の旧高田屋嘉兵衛宅跡を通る高田屋通には、
嘉兵衛像があります。
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地域ゆかりの方や事項に関する、
こうした取り組みが、全国的に減っているとも聞きます。
地域を底堅く安定的に元気にするためには、
新しいことに挑戦すると同時に
こうした地域由来の恒例の取り組みを
しっかりと継承することも大切だと考えています。
来年も、時間をやり繰りして、
是非、出席したいものです。
さあ、今日もしっかりと前進します。
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2011・6・26 Seiji
Ohsaka
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