徒然日記

7月10日 その2513『逢坂誠二の徒然日記』





昨日と今日、北海道医師会、北海道歯科医師会など、
道内の各種団体から政策に関し、
意見交換をするため札幌市入りしている。

札幌は雲の多い朝を迎えている。

1)話を聴く会
昨夜、逢坂誠二の話を聴く会の
コアメンバーが集まって意見交換をした。

今の日本の現状については、
参加者全てが天を仰ぐような気持ちで、
言葉にならない静かな意見交換となった。

こうした中、私が、
自由主義経済を推し進めることなどについて、
エントロピーを例えとして、話をしたところ、
その比喩と内容が適切ではないとの指摘を受けた。

どの点が適切ではないのか、激論になった。

口角泡を飛ばして、
最近まれにみる学生時代のような意見交換となった。

最近は、そんな激論をすることもめっきり減っていたが、
戦う気持ちを呼び覚ますような時間を共有でき、
何となくスッキリした朝を迎えている。

昨日の議論を踏まえて、エントロピーについて、
勉強しなおさなければならない。

2)武器輸出
今年4月、日本から海外への武器輸出が原則解禁になったが、
その後、武器の輸出準備が着々と進んでいる。

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一昨日、安倍総理は、
オーストラリアと防衛装備品及び技術の移転に関する協定を締結した。

これは、同国と防衛装備の共同開発を進めるためのもの。

潜水艦の技術に関する基礎的な共同研究や、
自衛隊とオーストラリア軍による
共同訓練・運用を促すための協定を作ることも決めて、
共同声明に盛り込んだ

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三菱重工業がアメリカ企業から引き合いを受けていた、
パトリオット2(PAC2)ミサイル用センサーの輸出が、
政府によって承認される見込みであると日経が報じている。

三菱重工はアメリカの防衛大手レイセオン社から
ライセンス供与を受けて、
PAC2を自衛隊向けに生産している。

今回の件ではレイセオンが、
三菱重工から調達した部品などでミサイルを組み立て、
中東のカタールに輸出するという。

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武器輸出が原則解禁された4月以降、
武器の輸出に関する準備が着々と進み、
日本は後戻りのできない状態に入っている。

平和主義具現化の一つとして、
武器輸出をしてこなかった日本だが、
その平和主義が崩れていく。

今日は、各種団体からのヒアリングを終えた後、
明日の福島第一原発の視察に備え現地に向かう。

台風8号の影響が心配だが、
激しい雨の中で原発の管理がどうなっているのか、
それを見ることにも意義があるものと思う。

さあ今日も、しっかりと前進します。
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        2014・7・10
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