徒然日記

9月20日 その2585『逢坂誠二の徒然日記』(4281)




昨日、松江入りした。

夜明け前の松江の気温は17度程度か。

室内から雲の状態は分からないが、
目の前の宍道湖に、街路灯の光が映っている。

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昨日は、松江市職員ユニオン幹部の皆さんと、
地域の自治について、様々な意見交換をさせて頂いた。

特に自分たちの仕事と政治の関係、
この距離感についていくつかの意見交換をした。

極めて有意義な時間だったと思う。

今日も二度の講演が予定されている。

1)スコットランド
スコットランドが英国から
独立するのかどうかを問うた住民投票は、
独立反対派の票が賛成派を上回った。

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結果は次のとおりだ。

独立賛成が161万7989票で44.65%。

反対派が200万1926票で55.25%。

投票資格がある16歳以上の
97%に当たる約430万人が有権者登録。

最終的な投票率は84.6%。

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独立しないことになったが、
45%もの人が独立を支持し、
この住民投票が投じた一石は大きい。

しかも投票率が84%というのも凄い。

自治や地域に対する関心の高さを示している。

報道で知る限り、
今回の住民投票の結果を左右したのは、
経済的な側面が強い印象を受ける。

英国中央政府に対する不満が強く、
独立して独自政策を展開したい。

だが独立すれば、
独立国も元の英国も経済的ダメージを受ける。

さらに新制度を確立するまでに混乱も多い。

こんな状況を見越した英国政府が、
住民投票終盤になって、
スコットランドに有利な政策を
矢継ぎ早に発表したのだろう。

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5%の住民が独立賛成に回れば、
賛否が完全に拮抗する投票結果であり、
首の革一枚で独立が阻止された状況だ。

今後、英国政府は、
スコットランドに対する分権政策を実施するという。

今回の住民投票で問われた内容は、
何もスコットランドだけのことではない。

中央政府と地方政府の関係をどうすべきなのかは、
日本においても重要な課題だ。

住民に身近な政策や
地域のことは、地域で決める。

この思いがどう貫徹できるのか、

今回の住民投票を契機にして、
世界の自治は新たな局面に入るものと思う。

2)統一地方選挙
来年の統一地方選挙の日程が明らかになった。

都道府県と政令指定都市の
首長と議員選挙の投票は4月12日。

政令指定都市を除いた
市区町村の首長と議員選挙の投票は26日。

この日程になる見込みだ。

統一地方選挙は臨戦態勢に入る。

さあ今日も、しっかりと前進します。
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        2014・9・20
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