徒然日記

11月1日 その2677『逢坂誠二の徒然日記』(4322)




函館は、薄雲の向こうに青空が透ける朝を迎えた。

寒い。

気温は6度程度だろうか。

1)時差ボケ
今頃になって完全な時差ボケ状態になっている。

帰国直後、
日常の仕事モードに一気に突入し、
時差ボケなどは全く感じていなかった。

ところが一昨日あたりから、
日中、異常な睡魔に襲われている。

昨日も、移動中の機内で爆睡し、
CAさんからは、
「相当にお疲れですね」
と言われる始末。

夜はよく眠れているのだが、
日中も眠いとなれば大困り。

早くこの状況を脱却しなければ…。

2)一括交付金
昨日の日記で、
一括交付金関連法文が、
一括交付金とは全く関係のない法案改正の中で、
消されていた事実を伝えた。

多くの方から反響を頂いた。

一つは、
一括交付金の重要性や
民主党が実現した地域自主戦略交付金の成果だ。

二つは、
今の政権の姑息さとチグハグさだ。

現政権も、一括交付金の必要性を認識しつつあるが、
その中で、内閣府がそれを扱うための根拠条文を廃止した。

今後、どう扱うのか注目される。

3)金融緩和
昨日午後、日銀が追加の金融緩和を決定した。

金融政策決定会合では、賛成5、反対4の僅差での決定だ。

これまでは世の中に出回るお金の量を
年に約60兆~70兆円程度増やしてきたが、
今後はさらに国債の買い入れを増額することなどで、
約80兆円に拡大する方向だ。

この発表直後、株価が上がり、円安が進んだ。

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安倍政権の経済政策は、
投資家と大企業に有利、
中小企業や国内企業には不利と指摘される。

今回の追加の金融緩和で、
その傾向がさらに深まる可能性が高い。


円安は海外での売り上げ規模が大きい大企業には
増益につながる可能性


海外との取引がない中小零細企業や家庭には
輸入品などの物価上昇で負担が増えるリスク


金融緩和が物価上昇をもたらすだけで、
賃金アップや経済成長につながらなければ、
消費者の生活は厳しくなる

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9人の政策委員のうち4人が反対したことでも分かるとおり、
より一層リスクの高い賭けにでたとの印象を受ける。

今日から11月だ。

年金資金の株での運用割合も高まる。

いろいろと懸念の多い年末を迎える。

さあ今日も、しっかりと前進します。
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        2014・11・1
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