徒然日記

5月13日 その2870 『逢坂誠二の徒然日記』(4514)




夜明け前の都内、
気温は既に20度に達している。

空に雲は少なく、清々しさを感ずる。

天気予報を見て驚いた。

今日の予想最高気温は30度とのことだ。

夏日を通り越して、今日は真夏日になるらしい。

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昨夕の天気も驚きだった。

夜7時頃から雨が降り出したのだが、
一気に強い雨と風になった。

傘をさしているのも無意味。

靴もスーツの上下もずぶ濡れ状態。

久々に激しい雨の中で、
体中から雨を滴らせての帰宅となった。

今日は、そんな天候とは一転して、
暑い晴れの一日となる見込みだ。

1)ネパール地震
昨日、日本時間の午後4時過ぎ、
ネパールで再びM7を超える地震が発生した。

報道によれば、この地震で
さらに100人近くが亡くなったとのことだが、
死者はさらに増える見込みとのことだ。

この地震は、過日の大地震の余震らしいが、
巨大余震に現地では不安な状態が続いている。

大自然の猛威に驚くばかりだが、
ネパールの皆さんのことを思うと心が痛い。

2)労働者派遣法改正
昨日から、衆院では
労働者派遣法改正案の審議に入った。

この法案は2度廃案になり、
今回は三度目の審議となる。

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現行では通訳や秘書などの専門性の高い26業務は
無期限で派遣労働者を受け入れられる。

その他の業務は最長3年までだ。

改正案は、専門26業務を廃止。

派遣の受け入れ期間は一律に最長3年。

しかし人を代えれば派遣を使い続けられる。

同じ派遣労働者でも
事業所内で働く課を替えれば、更に3年延長可。

事実上、派遣を使える期間制限はなくなるということ。

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一方、労働者の雇用安定措置も盛り込まれた。

派遣会社には、
キャリアアップのための教育訓練の実施を義務づけ。

3年に達した労働者を派遣先に直接雇用するよう依頼したり、
新たな雇用先を紹介したりするなどの措置も求めたが、
派遣先が依頼を簡単に受け入れるとは考えにくい。

派遣会社側にはキャリアアップのための教育訓練の実施、
3年を迎えた労働者の雇用安定のための措置などを義務づけ。

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こんな法案の内容だが、
経営者側はこの法改正を歓迎しているという。

一方、働く側にとっては、
労働環境がさらに悪化する懸念がある。

働き方は多様であってよいと思うが、
改正法案の内容は、
足元の経営には都合が良いかもしれない。

しかし、労働者が不安定な状態では、
中長期的には社会全体の活力を削ぎ落とすと思われる。

短期的な利益に左右されず、
働き方について労使ともにもっと落ち着いた議論をすべきだ。

3)エネルギーミックス
昨日、民主党エネルギー環境総合調査会において、
エネルギーミックスなどに関する中間まとめが了承された。

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2030年に、以下を目標とすることが決められた。


最終エネルギー消費を原油換算で1億キロリットル減らす


再生可能エネルギーを30%以上導入する


温室効果ガスを90年比で27〜31%削減する


2030年代には原発稼働ゼロをめざす

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特に原子力発電所に関しては、
次の点が明確に確認された。


40年運転制限を徹底させる


原発の新設・増設は認めない


責任のある避難計画がなければ
原発を再稼働すべきではない
(国の責任の明確化)

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こうしたことを明確にしつつ、
今後さらに政策パッケージを
準備することとしている。

今朝は、いつもより会合の開始時間が早く、
その分、移動開始も早い。

相変わらずの寝不足状態が続く。

さあ、今日もしっかりと前進します。
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      2015・5・13
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