徒然日記

7月19日 その2937 『逢坂誠二の徒然日記』(4581)



空全体を雲が覆っているが、明るい朝だ。

路面は濡れているが雨は降っていない。

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昨日は、函館、札幌、長万部を回り、
夜11時前に帰函した。

移動の多い一日だったが、密度の濃い活動となった。

内閣の支持率が下がっている。

安保法制への政府与党の対応、
国民世論を思うと当然のことと思うが、
政局面からこの数値を見て、
一喜一憂する気分にはなれない。

法律による憲法への下剋上、
立憲主義の崩壊を招きかねない深刻な状況で、
単なる政策論争ではないからだ。

今の政治は、
もっともっと深刻な状況に直面している。

1)誤魔化し
戦時中、分かりやすい言葉を使わずに、
あえて事実を曖昧にするため
特別な用語が使われたことが良く指摘される。

代表例は以下のような言葉だと指摘される。

玉砕 → 全滅

転進 → 撤退

終戦 → 敗戦

しかしこれは何も昔のことだけではないことは、
改めて認識しなければならない。

今回の安保関連法案がその典型例だろう。
(以前も指摘したが、改めて警鐘を鳴らしたい。)

積極的平和主義 → 積極的戦争介入主義

防衛装備移転三原則 → 武器輸出促進三原則

国際平和支援法 → 国際戦争支援法

重要影響事態安全確保法 
 → 地球の裏側派遣法

兵站 → 後方支援

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言葉の言いかえをして、
国民の目を本質からそらす手法が
相変わらず横行しており、
極めて危険な状態だ。

2)
京都大学の有志の皆さんが、
次のような声明を発表したので紹介する。。

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「自由と平和のための京大有志の会」の声明書(全文)

戦争は、防衛を名目に始まる。

戦争は、兵器産業に富をもたらす。

戦争は、すぐに制御が効かなくなる。

戦争は、始めるよりも終えるほうが難しい。

戦争は、兵士だけでなく、老人や子どもにも災いをもたらす。

戦争は、人々の四肢だけでなく、心の中にも深い傷を負わせる。

精神は、操作の対象物ではない。

生命は、誰かの持ち駒ではない。

海は、基地に押しつぶされてはならない。

空は、戦闘機の爆音に消されてはならない。

血を流すことを貢献と考える普通の国よりは、

知を生み出すことを誇る特殊な国に生きたい。

学問は、戦争の武器ではない。

学問は、商売の道具ではない。

学問は、権力の下僕ではない。

生きる場所と考える自由を守り、創るために、

私たちはまず、思い上がった権力にくさびを打ちこまなくてはならない。

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自由と平和のための京大有志の会のHPは以下。

http://www.kyotounivfreedom.com/

昨日は、久々に札幌市内で街宣を行った。

今日は函館市内で街宣を行う予定だ。

さあ、今日もしっかりと前進します。
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      2015・7・19
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