徒然日記

8月1日 その2950 『逢坂誠二の徒然日記』(4594)



あっという間に8月だ。

昨朝は、函館駅前で街宣を行い、
午後からの本会議に備えて上京した。

函館も暑かったが、
都内はそれをはるかに上回る
頭や胸が圧迫されるような暑さだった。

1)避難計画
昨日昼過ぎ、私も提出者の一人となって、以前から準備していた、
原子力災害時の避難計画への国の関与を明確にする
「原子力災害対策特別措置法の一部を改正する法律案」を
議員立法として衆議院に提出した。

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現在の安倍政権は、
原子力規制委員会の規制基準を
クリアした原発は安全とみなして稼働させるという。

一方、規制員会の田中委員長は、
規制基準をクリアしても
100%安全とはいえず万が一の事故はありうるという。

こんな現実の中で、
万が一の事故の際の避難計画などが、
大変重要なものになるが、
現在、その計画への国の関与は曖昧だ。

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福島原発事故で明らかになったのは、
あらかじめ予定していた避難計画が
機能しなかったことだ。

しかし現在も避難計画の策定は
自治体に丸投げになっており、
ちゃんと計画通り避難できるかを
国はチェックもしていないのが現実だ。

そこで今回の法案では、
原発事故が起こった際の避難計画を、
今以上に安全・確実なものとするため、
国と自治体が一体となって計画を策定し、
国が避難計画に同意を与えることで
国の責任を明確化するものだ。

このプロセスの中で、
地域の皆さんが安心できる
十分に機能する避難計画ができなければ、
原発の稼働は難しいものとなる。

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この法案は、昨年の総選挙の際も
公約として話していたものであり、
与党の皆さんには、是非、この法律を
国会で真正面から審議してもらいたい。

今日は朝のうちに函館に移動し、
地元活動を行う。

その後、福祉のイベントのため
日帰りで夕張を訪問する予定だ。

さあ、今日もしっかりと前進します。
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      2015・8・1
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